パナマのプラヤ・ベナオで開催されていた『Billabong ISA World Surfing Game 2011』が現地7月2日(土)に終了した。
サーフィン界のオリンピックと称される今大会、金メダルを勝ち取ったのはサーフィン大国オーストラリア！
全クラスのファイナルへ5名も進出した事で、オーストラリアは3年振りの優勝となった。
まぁ、それもそのはず。メンバーには元WTサーファーから、現役WTサーファーがワンサカ参戦し、メンズオープンにはミック・キャンベルやネイザン・ヘッジ、ウィメンズオープンにはジェシー・マイリー・ダイア、ロングボードにはハーレー・インゲルビーなど蒼々たる面子が勢揃いだった。
強豪のメンズオープンを制したのはサンチャゴ・ムニーツ(ARG)。2位に入ったミック・キャンベル(AUS)と3位のトーマス・ウッズ(AUS)を抑え、見事アルゼンチーナが初優勝を飾った。
ウィメンズオープンでは現役WT選手のソフィア・ムラノビッチ(PER)とジェシー・マイリー・ダイア(AUS)を抑え優勝したのは、つい先日行われたISAジュニアのU18ガールズで優勝したばかりのキャンネル・ブラード(FRA)！中盤に7.93ptを手に入れて2位に浮上すると、後半8.50ptのハイスコアで大逆転で勝利した。
ロングボードでは、トニー・シルヴァニ(USA)がアメリカンで15年振りとなる優勝を手にした。ハーレー・インゲルビー(AUS)も後半8.37ptとハイスコアをマークしたが、ファースト・セカンドライドと立て続けに2本もの8pt台のスコアを叩き出し、後半にも8.40ptのバックアップを決めたトニーを破る事は出来なかった。
日本人選手は御存知の通り、今大会での成績は揮わず国別対抗でも20位と言う結果に終わった。来年は是非巻き返して欲しい！
『Billabong ISA World Surfing Game 2011』
《メンズオープン》
【RESUT】
優勝：Santiago Muniz(ARG) 17.00pt
2位：Mick Campbell(AUS) 16.77pt
3位：Thomas Woods(AUS) 16.23pt
4位：Ian Gouveia(BRA) 15.67pt
《ウィメンズオープン》
【RESULT】
優勝：Cannelle Bulard (FRA) 16.43pt
2位：Sofia Mulanovich(PER) 13.63pt
3位：Jessi Miley-Dyer(AUS) 13.33pt
4位：Dimity Stoyle(AUS) 11.47pt
《ロングボードオープン》
【RESULT】
優勝：Toni Silvagni(USA) 17.13pt
2位：Harley Ingelby(AUS) 16.70pt
3位：Piccolo Clemente(PER) 15.37pt
4位：Antoine Delpero(FRA) 14.86pt
《日本代表選手結果》
メンズオープンクラス
鈴木智喜(茨城北)61位
井上達貴(茨城南)61位
ウィメンズオープンクラス
清永亜希子(湘南茅ヶ崎)37位
阿住聡子(福島1区)25位
ロングボードオープンクラス
岡崎生水(静岡2区)25位
中山祐樹(横浜)37位
《ファイナルチーム順位》
Gold：オーストラリア 15000
Silver：ブラジル 12132
Bronze：フランス 11816
4位：アルゼンチン 11312
5位：ペルー 10930
6位：ベネズエラ 10342
7位：サウス・アフリカ 10008
8位：アメリカ 96796
9位：ニュー・ジーランド 7816
10位：エクアドル 7740
11位：コスタリカ 7696
12位：タヒチ 7575
13位：メキシコ 6618
14位：プエルトリコ 6606
15位：ウルグアイ 6466
16位：パナマ 6126
17位：エルサルバドル 5568
18位：スイス 5328
19位：グアテマラ 4595
20位：日本 4080
21位：ニカラグア 3516
22位：チリ 2832
23位：イスラエル 2436
24位：コロンビア 1920
25位：ジャマイカ 1440
26位：カナダ 1296
27位：アイルランド 540