ポルトガル6☆大村奈央19位と大健闘!

2011/06/13 更新

ポルトガルのエストリルで開催されていたASPウィメンズ6☆『Estoril Surf and Music Billabong Girls 2011』が、現地11日(土)にファイナルデーを迎えた。
会場となったカスカイスのギンショビーチは、強いサイドオンショアの入った2ftのトリッキーなコンディション。

今回も強豪の現役WTウィメンズ選手がワンサカとクレジット。今大会には日本人では只一人、大村奈央が前戦フランス6☆でのジュニア5位入賞を引っ提げて再び参戦した!

ナオはR1となるRof60では序盤から果敢に攻めて中盤までにミドルスコアを2本揃え、トップ通過でラウンドアップ。続くR2となるRof48ではトップシードが顔を揃え、元WT選手のニコラ・アセトン(AUS)やフランシスカ・サントス(PRT)を押さえ、サラ・バウム(ZAF)に続いて2位で勝ち上がりを魅せた。
R3となるRof24ではディミティ・ストイル(AUS)、ポーリン・アドゥ(FRA)、マリア・マニュアル(HAW)と対戦。前半は2位へ着く場面もあったナオだが、後半ハイスコアを出して来たディミティとポーリンに逆転されナオは敢え無く4位となり敗退。
しかし今大会でも19位へ食い込む活躍を魅せ、ASPウィメンズワールドランキングは現64位。今後もナオの活躍に期待しよう!

そして今大会ファイナルへ駒を進めたのは、コートニー・コンローグ(USA)とレイキー・パターソン(USA)。
コートニーは18歳で今季ウィメンズWTのルーキー選手、対するレイキーは2010年度のNSSAナショナルチャンプで若干16歳。ファイナルヒートでは、ファーストライドから6.33ptを先制したコートニーが前半ミドルスコアでベスト2を揃え、終了間際にはクリティカルなバックハンドスナップで攻めて駄目押しの7.67ptのハイスコアを叩き出し優勝した。

現役ワールドツアーサーファーは試合疲れか次々と敗退。何とか3位にソフィア・ムラノビッチ(PER)が食い込んだものの、R3やR4でジェシー・マイリー・ダイア(AUS)やレベッカ・ウッズ(AUS)などは早々に敗退してしまった様だ。
最終日の試合の流れを見ても、コートニーはスコア・トータル共に各ラウンドで次々とハイエストを更新しており、終わって見るとベスト10中ほぼ半分を彼女の名前が占めていた。この勝利で彼女はASPワールドレイティングのトップに躍り出て足元を固めた様だ。
「クレイジーな週末だったわ。とってもストークしてる!ワールドツアーを含め毎週戦い続きで今年はタフだわ。この後は実家に帰って束の間の休息を取るつもりよ。」とコートニー。

次なるASPウィメンズ6☆は9月15日~18日期間スペインで開催の『Cabreiroa Surfing Girls』です。

 

 
ASP Women’s 6☆ 『Estoril Surf and Music Billabong Girls 2011』
【RESULT】
優勝:Courtney Conlogue(USA) 14.00pt
2位:Lakey Peterson(USA) 9.73pt
3位:Sofia Mulanovich(PER) Sarah Mason(NZL)
5位:Cannelle Bulard(REU) Dimity Stoyle(AUS) Nage Melamed(HAW) Sage Erickson(USA)

19位:大村奈央(JPN)

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