Photo:ISA/Sean Evans
NSA(日本サーフィン連盟)は2023年5月31日(水) 2023 Surf City El Salvador ISA World Surfing Gamesに向け、TEAM JAPANの一員であるサーフィン日本代表、NAMINORI JAPANのZOOM会見を開催した。
日本代表選手である五十嵐カノア、稲葉玲王、脇田 泰地、前田マヒナそしてNAMINORI JAPAN宗像富次郎監督がZoom会見に出席してそれぞれの意気込みを語った。
五十嵐カノア 25歳
コンディションについては今日着いたばかりで波も見ていないけど皆と一緒に頑張りたいです。
大会の準備については身体的にメンタル的にやってきた事は、いつも通りの準備をしています。去年のISAと同じで自分の100%のパフォーマンスができるために準備しています。
チームのサポートと自分の良い成績を出せるようにしたいです。あとは本当に楽しんで準備すれば自然に良いサーフィンができると思うので今週は皆と一緒に楽しみたいと思います。
前田マヒナ 25歳
しばらくエルサルバドルにいてこの2日間は大きいサイズでした。今日、明日とサイズは下がる可能性がありますがメインブレイクで良いパフォーマンスが見せれると思います。
私は特に準備はしていないです。ハワイに一旦戻って 、楽しくやれれば良い成績残せます。
アジア枠を頑張って目指す事もありますが、あまりプレッシャーにならないよう考えないでヒートバイヒートで楽しくやっていきます。
脇田 泰地 24歳
パワーがあって自分の好きな感じの波なので楽しい、最高です。
良いサーフィンができれば良いと思っています。
稲葉玲王 26歳
サイズがあって良い波なのでいいライディングができると思います。
準備はジャパンオープンが終わってから時間がなかったので特にコレというのはないですが、サーフボードはこの波用に作りそういう準備はできました。
オリンピックの事というよりはこの試合で1つ1つ勝ってしっかり結果残せればそこに繋がると思いますのでしっかり頑張りたいと思います。
宗像富次郎 監督
宗像富次郎 監督は五十嵐カノアについて「団体を引っ張っていくリーダーシップを持っている。チームをまとめてくれる存在」とコメント。
前回のハンティントンの試合ではチームへ戦い方をアドバイスを送りチームの中で目標となる選手だった。
現地の状況について昨日までは大きい波が来ていたが、今日から波が下がり落ち着いてきているとの事。
天候については雨季に入っていて蒸し暑い34℃くらいの日々が続いている。夜は雷が鳴るなど頻繁にスコールがあるという。
海水温も30度くらいあるので、選手は海から上がると「熱い熱い」言っている。試合の時は選手達の体温を下げるスラリーなどを準備し、暑さでいかに上がった体温を戻す事、リカバリーするかが重要だと語った。
昨日の夜中の2時くらいに着いた五十嵐カノアはこの波をよく知っている。 しかし稲葉と脇田は初めてトライする会場となる。
女子は各自波を知っている。 ボードやフィンをコーチ陣とディスカッションをしながら調整を進めているとのこと。
パリ五輪に向けてアジアの最高位を取るのが最大の目標、日本人選手は皆ファイナル出場を目指している。
男子は今年からCT入りした和井田理央がいるインドネシア、そしてエルサルバドルと同じような波があるフィリピンがダークフォース的存在だと語る。
女子の方もフィリピンと、中国も警戒している。中国についてはCTの実績が無いので実力は未知数だが、2ヶ月くらい前から現地入りして練習していて、以前日本を引っ張ってくれていたウェイド・シャープ コーチが中国チームのコーチをしているとのこと。
これから日本代表がどんなドラマを繰り広げ世界の選手達を戦うのか楽しみだ。
Opening Ceremony – 2023 Surf City El Salvador ISA World Surfing Games
■2023 Surf City El Salvador ISA World Surfing Games大会中の情報
大会期間中は下記にて随時経過や結果を更新していく。
ISA HP https://isasurf.org/event/2023-surf-city-el-salvador-isa-world-surfing-games/
NSA HP NEWS https://www.nsa-surf.org/news/
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