Photo:©︎JPSA
JPSA2023ロングボードツアー第2戦「さわかみ千倉プロ」は、千葉県南房総市千倉海岸において5月11日から13日まで開催され、10日には今年唯一のプロトライアルが行われた。
「千倉トライアル」では、公認プロ資格を得るには1ライディングで7点以上、2ライディングのトータルで11点以上をマークすると合格となる。
トライアルは15分ということもあり、2本高得点を揃えるのはなかなか難しいことであり、10日の合格者は本宮世雅となり、11日に続く事になった。
11日には太田将希と高貫佑麻が11点以上を出して公認プロ資格を獲得して、高貫はプロ返り咲きとなった。
そして、トライアル終了後、そのまま「千倉プロ」へ進む。
トライアルから本戦に出場するのは、公認プロ資格を獲得した3人を含めメンズ9名、ウィメンズ4名。
千倉プロは、エントリー者増加で昨年までの2日開催から3日間開催となった。
千倉の波は、なかなか難しい波とプロは口を揃えて言うくらい曲者のブレイクとなり、プロを苦しめることで有名だが、今年も本領発揮となり、トライアルから参戦した選手でラウンド1と2を勝ち上がったのは、プロの壁や波の難しさも加わりメンズ2名、ウィメンズ2名となった。
ラウンド1からスタートし、波がなくなることはなく順調にヒートを消化し、13日にファイナルを迎える事になった。
メンズのファイナリストは、秋本祥坪、武川慎、堀井哲と森大騎の4名で、ウィメンズのファイナリストは、小高恵子、大村結衣、菅谷裕美と古家伸子の4名となった。
ウィメンズのファイナルでは、大村がエクセレント8.00を出す好調を維持し、結果2位以下をコンボにする独走状態で優勝。JPSA初優勝を飾った。
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メンズはベテランの中に武川の若手が入り、なかなかのクロスヒートになったが、秋本が最後逃げ切り2018年の優勝以来、5年ぶりの優勝となった。
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結果:「さわかみ千倉プロ」
メンズ
優勝:秋本祥坪
2位:森 大騎
3位:武川 慎
4位:堀井 哲
ウィメンズ
優勝:大村結衣
2位:小髙恵子
3位:古家伸子
4位:菅谷裕美