レオナルドとメイシーが優勝!男子3名が23CTへクオリファイ!CS第5戦「EDP Vissla Pro Ericeira 」

2022/10/11 更新

レオナルド・フィオラバンティ(ITA)とメイシー・キャラハン (AUS)が優勝EDP Vissla Pro EriceiraPHOTO: © WSL/Laurent Masurel

Ribeira d’Ilhas, Ericeira (リベイラ・ディリャス、エリセイラ) / ポルトガルでは現地時間10/8(土)にWSLのチャレンジャーシリーズ(CS)第5戦「EDP Vissla Pro Ericeira 」のファイナルデーが行われレオナルド・フィオラバンティ(ITA)とメイシー・キャラハン (AUS)が優勝を決めた。

世界的に有名なポイントブレイクのエリセイラEDP Vissla Pro EriceiraPHOTO: © WSL/Damien Poullenot

世界的に有名なポイントブレイクのエリセイラは後半の2日間にかけサイズアップし、4-6フィートの波がブレイクするエピックなコンディンションで最終日を迎えた。

 

レオナルド・フィオラバンティが優勝!男子3名がCT入り決定!

レオナルド・フィオラバンティが優勝EDP Vissla Pro EriceiraPHOTO: © WSL/Damien Poullenot

レオナルド・フィオラバンティEDP Vissla Pro EriceiraPHOTO: © WSL/Laurent Masurel
ファイナルでは、オーストラリア人のライアン・カリナン(AUS)との対戦となったレオナルドはオープニングからエクセレント8.17をスコアして勢いづくとその後バックアップ8.10ptのエクセレントを叩き出し、試合の中盤でトータル16.27ptで試合を大きくリード。

ライアン・カリナン(AUS)EDP Vissla Pro EriceiraPHOTO: © WSL/Laurent Masurel
一方のライアンはオープニングで6.5ptをマークするも、その後バックアップを揃えるのに苦戦。それでもラストウェーブで7.5ptをスコアしてトータル14.00ptとするも1歩及ばず試合終了。

今年CSで初優勝を飾ったレオナルドは「最高の気分です。家族と一緒にここにいることは、間違いなく私の人生で最高の日の1つです。波が良く、たくさんの人が浜辺に集まり、なんて素晴らしい日でしょう! これは、キャリアの中でめったに起こらない感情の1つであり、世界で最高の感情の1つです。次の目標はもちろん来年ですが、今はあまり考えたくないので、今こそ家族と一緒に、そしてここにいるみんなと一緒にこれを楽しむ時です。」コメントした。

レオナルド・フィオラバンティが優勝 CTクオリファイ決定

CS2位ランクインしていたレオナルドは、ランキングの首位を獲得しさらに2023年のCT入りを確定させた。

2022年は既にCTで4戦を戦ったレオナルドはミッドシーズンカットとはならず、CSに参戦して再び来シーズンのCTの座を獲得した。

ライアン・カリナン (AUS)CTクオリファイ

エリセイラの元優勝者であるライアン・カリナン (AUS) は、連勝に近づいていたが、途中で大きなハードルを見つけ、今シーズン2度目の準優勝となった。しかし、ニューカッスル出身のライアンは、この準優勝でCSランキング3位に上げて20,995ptと十分なポイントを獲得したため2023年のCTの切符を獲得した。


今大会はR24で敗退し17位となった和井田理央はこの成績でCSランキングトップから2位へダウンしたが、既に今年2勝してトータル22,650ptを獲得しておりインドネシア人初となるCT入りを決定させた。

 

女子はメイシー・キャラハン(AUS)が優勝!

メイシー・キャラハン(AUS)が優勝!EDP Vissla Pro EriceiraPHOTO: © WSL/Damien Poullenot

女子のファイナルはメイシー・キャラハン(AUS)とケイトリン(ケイティー)・シマーズ (USA) の対戦となった。

メイシー・キャラハン(AUS)EDP Vissla Pro EriceiraPHOTO: © WSL/Damien Poullenot
メイシーはオープニングから7ptのグッドスコアをマークして好スタートをきりケイティーにプレッシャーをかけた。

しかし両者はその後、ハードコンディンションの中、リーフ奥深くでパドリングするゲームに巻き込まれ、残念ながら彼女らの努力のほとんどは失敗に終わった。

ケイティーは3点台のスコアで苦戦する中、メイシーはラストウェーブでさらに6.83ptスコアしてトータル13.83pt(7.00+6.83)として大差をつけて優勝を決めた。

「間違いなく私の人生で最大の勝利だったことをとてもうれしく思います。」とメイシーはコメント。 「とても疲れています。最後のヒートで全力を尽くしたので、優勝できて本当にうれしいです。決勝に3回進出できたのは予想以上だったので、絶対にお祝いしたいと思います。」

メイシーは現在、南アフリカ、カリフォルニア、ポルトガルで開催された過去3つのCSイベントの決勝に進出し、2回の準優勝の結果を経て、ついにツアーで初勝利を収めた。2023年のCTサーファーとしての彼女の運命は、CSランキングで首位に立ち、4シーズン目の復帰となるのはほぼ確定してくるだろう。

ケイティーシマーズEDP Vissla Pro EriceiraPHOTO: © WSL/Damien Poullenot

CSランキングをリードしていたケイティーはこの準優勝でランキングを2位へとダウンさせたが、昨年に引き続き今シーズンもクオリファイの有力候補者だ。
 

ファイナルデーハイライト映像
CS第5戦「EDP Vissla Pro Ericeira 」

 
五十嵐カノアは17位EDP Vissla Pro EriceiraPHOTO: © WSL/Damien Poullenot

五十嵐カノアは17位EDP Vissla Pro EriceiraPHOTO: © WSL/Laurent Masurel

今回R24まで進出した五十嵐カノアは17位で日本人トップ、続いてR48まで進出した村上舜が25位の順。

松田詩野が17位EDP Vissla Pro EriceiraPHOTO: © WSL/Laurent Masurel

女子はR32まで進出した松田詩野が17位で最高位。

黒川 日菜子は33位EDP Vissla Pro EriceiraPHOTO: © WSL/Damien Poullenot
都筑有夢路、野中美波、松永莉奈、脇田紗良、黒川 日菜子は33位。

カノアは既に2022年のCTランキング5位で来シーズンのCT入りは決定しているが、他の選手は残り3戦での大きな結果が求められる。

男子はTop10までのCSランキングがCTクオリファイとなる中、脇田泰地は最高位の29位、続いて稲葉玲王の50位。女子はTop5までがCTクオリファイとなる中、都筑有夢路が18位、前田まひなが22位の順にいる。

残りの試合で素晴らしい活躍をしてくれることを願いたい。後半戦は見逃せない!

 

▼CS第5戦「EDP Vissla Pro Ericeira 」
https://www.worldsurfleague.com/events/2022/cs/56/edp-vissla-pro-ericeira/main

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