ASPメンズプライム『Nike Lowers Pro』大野修聖25位に!

2011/05/09 更新

5月3日(火)からカリフォルニア・サンクレメンテで開催されていたASPメンズプライムイベント『Nike Lowers Pro』が、現地7日(土)にファイナルデーを迎えた。
会場となったのは玉石Aフレームの宝庫ロウワートラッセルズ。今大会を通して2-3ft+のグラッシーなコンディションで試合は進行された模様。

同時開催されていたASPメンズプロジュニア5☆『Oakley Pro Junior』には大橋海人が参戦。そしてプライムイベントには大野修聖が日本人としてクレジット。

前戦のマーガレットリバーのプライムイベントでは13位に入るなど今季好調なマーに期待が懸かる。
メンズプライムR1はシードラウンドが無くRof96から全選手勢揃いでのスタート。当初はケリー・スレーター(USA)もクレジットしておりマーと一緒のヒートに組み込まれていたが、ベルズ後のオーストラリアの波があまりにも良かったらしく滞在を延長したKingは今回ロウワーには不参加だった様です。

大野修聖選手はH12で、エリック・ゲイゼルマン(USA)に元WT選手のヒズノウム・ベッテロ(BRA)とクリス・ワード(USA)の強豪選手と対戦。ファーストライドからバックハンドのキレ渡ったマーは6.67ptをスコアし、後半バックアップを探す中で三角のレフトの波にテイクオフするとトップアクション1発で4.10ptを稼ぎ2位でラウンドアップを果たします。
R2となるRof48では、元WT選手のヘイター・アルベス(BRA)とペドロ・ヘンリケ(BRA)にジェス・メンディス(BRA)と対戦します。ヒートでも熱いブラジリアン達は序盤のセットの争奪戦。スロースタートになってしまったマーは後半に5.80ptをスコア、後1本スコアが欲しい所。するとブラジリアンがセットでバトル!3人がテイクオフする一幕、その後ろでマーも演技と言う混戦模様。結果は・・・惜しくもマーは3位となり逆転出来ずココで敗退。しかし今回もプライムイベントで25位と言う好成績を残した事で、ASPメンズワールドランキングも59位へアップしたマー!トップ32のワールドツアー入り目指して頑張れ大野修聖!!

今大会では昨年末のハワイツアーで膝を痛め、今年に入って手術・リハビリをしていた現役WTサーファーディーン・レイノルズ(USA)の復帰戦でもあった。
Rof96では元WTサーファーのケコア・バカルソ(HAW)や若手のコナー・コフィン(USA)にゴニー・ズビザレッタ(ESP)と本気印で対戦し、7.50ptを含むト-タル14.33ptの2位でラウンドアップを果たす。
しかしR2となるRof48では意気消沈↓今季WTルーキーのアレホ・ムニーツ(BRA)や元WT選手のコリー・ロペス(USA)にニック・マスクロフト(AUS)と戦ったが、全く波を取りに行かず!?トータル2.70ptとディーンらしい負けっぷりで敗退となりました。

その他今大会にはミッチェル・ボウレズ(PYF)、パトリック・グダウスカス(USA)、C.Jとダミエン・ホブグッド(USA)Bro.、ダスティ・ペイン(HAW)、アドリアノ・デ・ソウザ(BRA)、ボビー・マルチネス(USA)、テイラー・ノックス(USA)、ルーク・ステッドマン(AUS)、マット・ウィルキンソン(AUS)、ジュリアン・ウィルソン(AUS)、ゲイブ・クリング(USA)、ジャドソン・アンドレ(BRA)、カイ・オットン(AUS)、アダム・メリング(AUS)、エイドリアン・バッカン(AUS)と現役ワールドツアー選手34人中17人と半分が参戦していたが、唯一ロウワーの波にマッチして飛んだり跳ねたりしたジャドソン・アンドレ(BRA)がQFへ駒を進めた位で、殆どの選手はR3となるRof24で敗退となってしまった。

ファイナルへ駒を進めたのは若干19歳ジュニア世代のミグエル・プポ(BRA)と、昨年までWT選手だったターナー・グダウスカス(USA)。
ファイナルヒートでは南風が入ってしまい三角フレームをやや崩した難しいコンディションとなってしまった様だが、ここはリップでは無くエアーを決めたミグエルがヒートベストスコアの8.33ptを叩き出し、ラストライドでも5.30ptのバックアップを固めローカルヒーローのターナーの猛追を降し勝利した!

今回初めてロウアーに来たミグエルはお父さんも同行。優勝が決まって海から上がるとパパに抱きついて男泣き。
「今大会はブラジリアンも多く参戦してたし、絶対ブラジリアンがファイナルに残ると信じていたよ。それが僕なんて!本当に幸せだよ。」「次戦のブラジルプライムの前に優勝出来たのは勢いがついたね。ワールドツアーにクオリファイするのが僕の夢さ!」と語りました。
そして今大会何と!!優勝トロフィーはコンテスト史上最も高価な14金製!!“ゴールデンスパイク”$30,000日本円で約250万円もする代物をミグエルは獲得した、ヒュ~。

同時開催されたASPメンズプロジュニア5☆『Oakley Pro Junior』参戦者は32名と少ないながら選りすぐりのトップジュニアが集結。こちらにクレジットしていた大橋海人は残念ながらR1で3位敗退。
ファイナルへ駒を進めたのはコロヘ・アンディーノ(USA)、ナット・ヤング(USA)、WJCチャンプのジャック・フリーストーン(AUS)、キアヌ・アシン(HAW)と言う今旬な若手が勢揃い。スポンサー的にもNike6.0一押しでローカルヒーローのコロヘ優勝の筋書きを望んでいたのだろうが・・蓋を開けてみると終了間際にバックハンドターンで8.50ptを叩き出したキアヌに軍配が上がった。

次戦のASPメンズプライムイベントは、5月24日~29日期間ブラジル・サクアレマのイタウナで開催される『Saquarema Surf Pro International』、続けて5月31日~6月5日期間もブラジル・サンタカタリーナのインビツバでは『Super Surf International』のプライムイベントが立て続けに開催されます。

ASPメンズプライムイベント『Nike Lowers Pro』
【RESULT】
優勝:Miguel Pupo(BRA) 13.63pt
2位:Tanner Gudauskas(USA) 13.57pt
3位:Jesse Mendes(BRA) Thiago Camarao(BRA)
5位:Heitor Alves(BRA) Kolohe Andino(USA) Junior Faria(BRA) Jadson Andre(BRA)

25位:大野修聖(JPN)

ASPメンズプロジュニア5☆『Oakley Pro Junior』
【RESULT】
優勝:Keanu Asing(HAW) 13.70pt
2位:Jack Freestone(AUS) 13.43pt
3位:Kolohe Andino(USA) 13.37pt
4位:Nat Young(USA) 11.53pt

17位:大橋海人(JPN)

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