ミックはカノアに勝利!ジョンジョンは大会ベスト18.86ptマーク CT第4戦「Rip Curl Pro Bells Beach」

2022/04/14 更新

オーストラリアビクトリア州ベルズビーチ (2022年4月14日(木))-WSL(ワールドサーフリーグ)CT(チャンピオンシップツアー)第4戦「Rip Curl Pro Bells Beach(リップカールプロベルズビーチ)」のDay4の模様をレポート。

ベルズビーチのラインナップRip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Beatriz Ryder

ベルズボウルでは4〜6フィートの素晴らしい波がブレイクする中、男子R32(Round of 32)のヒートが全て行われベスト16の選手が決定した。男子のフィールドは後半のツアーに残れる者と、2023年のCT入りのためにCS(チャレンジャーシリーズ)に行く可能性がある選手を分ける戦いにもなった。

 

3x世界チャンプミック・ファニングは五十嵐カノアに勝利

五十嵐カノアイエロージャージRip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Aaron Hughes

R32ヒート9は注目の1つである五十嵐カノアとワイルドカード出場で4xベルズ勝者のミック・ファニング(AUS)と対戦。

五十嵐カノアRip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Ed Sloane

カノアはオープニングの波で6点代をメイクするも、その後バックアップを揃えるのに時間がかっている中、

ミックファニングRip Curl Pro Bells Beach

ミックはパンチあるリップアクションからスムーズなレールワークでグッドスコアを2本早々に揃え、トータル13.67ptで試合をリード。

ミックファニングRip Curl Pro Bells Beach

さらにミックはサイズある波でビックマニューバーを4発決め8.77ptとリードを広げた。

五十嵐カノアRip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Ed Sloane

逆転にはエクセレントスコアが必要な状況に追い込まれたカノアは最後のライディングで8ptメイクするも1歩及ばず今大会は17位でフィニッシュした。

ミックファニングRip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Beatriz Ryder

「ワイルドカードでパフォーマンスし、世界一に立ち向いました。失うものは何もありません。楽しむために参戦し、良い波に乗れて良かったです。最後はタイトで、背中合わせの瞬間がいくつかありましたがそれを楽しみました。ベルズの波の良い時にサーフィンできて幸せです。」とミックは勝利後コメントした。

 
ケリースレーターRip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Ed Sloane

カノアの後を追う、CTランキング2位の11x世界チャンプ ケリー・スレーター(USA)はヴァーティカルなアプローチで素晴らしサーフィンを見せるも、イマイカラニ・デヴォルト(HAW)に0.07ptの僅差で敗退した。

ケリースレーターRip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Aaron Hughes

イマイカラニ・デヴォルト(HAW)Rip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Ed Sloane

王者ケリーを破り見事ベスト16へと駒を進めたイマイカラニ。

バロンマミヤRip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Ed Sloane

同じく2位のバロン・マミヤ(HAW)もモーガン・シブリック(AUS)に敗退した。

モーガン・シブリックRip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Ed Sloane

R16へと進出したモーガン・シブリック。

フィリッペ・トレド(BRA)Rip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Ed Sloane

現在CTランキング4位につけるフィリッペ・トレド(BRA)はR32ヒート5で怪我の代替で出場したマイキー・ライト(AUS)に勝利しR16進出を果たした。

 

ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は最高点をマークしR16進出

ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)Rip Curl Pro Bells Beach

本日最もハイレベルな試合を見せたR32ヒート7のジョン・ジョン・フローレンス(HAW)とルーキージョアン・チアンカ(BRA)の戦い。

ジョンジョンフローレンスRip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Aaron Hughes

結果的にはジョン・ジョン・フローレンス(HAW)が圧巻のサーフィンを魅せて大会最高点となるトータル18.86pt(8.93 + 9.93)をスコアしR16を決めた。

ジョアン・チアンカ(BRA)Rip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Ed Sloane

しかし、ビックスコアでリードする2019年ベルズ勝者のジョンジョンに対し、ジョアンも引けを取らないパワーサーフィンでスコアをのばしていきトータル17.73(8.50 + 9.23)をメイク。

ジョアン・チアンカ(BRA)Rip Curl Pro Bells BeachRip Curl Pro Bells BeachPHOTO: © WSL/Ed Sloane

今大会は17位でフィニッシュしたジョアンだが、この2人は今年のパイプラインでの開幕戦でも接戦を繰り広げており、これからの活躍が楽しみな選手の1人だ。

 

Rip Curl Pro Bells Beach Day4ハイライト映像:

 
Rip Curl Pro Bells Beach男子R16マッチアップ:

ヒート1:オーウェン・ライト(AUS)vsナット・ヤング(USA)
ヒート2:ジャクソン・ベイカー(AUS)vs.イーサン・ユーイング(AUS)
ヒート3:フィリペ・トレド(BRA)vs.コナー・オレアリー(AUS)
ヒート4:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)vs.モーガン・シビリック(AUS)
ヒート5:ミック・ファニング(AUS)vs.カラム・ロブソン(AUS)
ヒート6:ミゲール・プーポ(BRA)vs.コロヘ・アンディーノ(USA)
ヒート7:イマイカラニ・デヴォルト(HAW)vs.ジャック・ロビンソン (AUS)
ヒート8:サミュエル・プーポ(BRA)vs.イタロ・フェレイラ(BRA)

 
Rip Curl Pro Bells Beach女子準々決勝マッチアップ:

ヒート1:コートニー・コンローグ(USA)vs サリー・フィッツギボンズ(AUS)
ヒート2:ブロンテ・マカーリー(AUS)vs タイラー・ライト(AUS)
ヒート3:カリッサ・ムーア(HAW)vs.ステファニー・ギルモア(AUS)
ヒート4:ブリッサ・へネシー(CRI)vs ジョアン・ディフェイ(FRA)

 

ベルズビーチ(Bellsbeach)の波情報

 

https://namiaru.tv/wave/namiDtl.php?surfline_id=584204204e65fad6a77099c7

・ベストシーズン: 1年中
・ベストサイズ:肩〜4xオーバーヘッド
・ベストスウェル: 南西ー南南西
・ベストタイド: すべて
・ベストウィンド:北西、北、西

▼CT第4戦「Rip Curl Pro Bells Beach」
https://www.worldsurfleague.com/events/2022/ct/9/rip-curl-pro-bells-beach/main

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