4月19日~30日期間オーストラリア・ヴィクトリア州のベルズビーチで開催される、ASPメンズワールドツアー第2戦『Rip Curl Pro presented by Ford Ranger』は、今年50周年を迎える記念すべきイベントとなる。
ベルズビーチで開催される、このイベントは古くから歴史ある誇り高きコンテスト。
更に今年は50周年記念も重なる事で、イースターのスペシャルイベントが企画されておりエキサイティングになるだろうと、リップカールインターナショナルのイベントマネージャーであるブルック・ファリスは語った。
ワールドツアースポットの中でも、大衆に数多くの想い出を残すイベントがここベルズビーチ。
世界屈指のサーフポイントであり、歴史も深い。
今回のイベントはベルズビーチコンテストの集大成とも言え、レジェンドや歴代の優勝者も集結し世界トップ32名のドリームツアラーと夢の共演を果たす。
1994年・2006年・2008年・2010年と4度のベルズタイトルを持つ、前人未到10度のASPワールドチャンピォンである39歳のケリー・スレーター(USA)。
「ベルズビーチのトロフィーはツアーの中でも最も特別な物さ。僕は自分中では一番だと思っているし、ワールドタイトルのトロフィーと同等の価値を持つと思っているよ。」とコメント。
今季初戦のゴールドコースト・スナッパーロックスで開催された『Quiksilver Pro』では、いきなりの優勝を決め幸先良いスタートを切ったケリー。つい先日までワールドツアー全戦をフォローするコメントを出していなかったKing。しかしそう言う時に限ってベルズで優勝した年は必ずワールドチャンプも獲るのがセオリー。しかも!!!本日発表された記者会見では「もし僕が11度目のASPワールドタイトルを獲得したくなければ、ココには居ないと思うよ。」と語りました!
タイトルトロフィーよりも切望するベルのトロフィーを勝ち取りに、今年のV11達成の足掛かりに、ケリーはベルズで奮起する事だろう。
今季初戦で思った様な成績を残せなかったミック・ファニング(AUS)。
彼はワイルドカードで出場した2001年に、エリートツアーで初めて優勝を飾ったのがここベルズの地。
「50周年なんで凄いよね。素晴らしい歴史と優勝者達、本当にここで優勝するのは難しいんだ。」と語った。
今年もメンズのイベントと共に、ASPウィメンズワールドツアー第2戦『Rip Curl Women’s Pro presented by Ford Fiesta』も同時開催される。
4年連続ASPウィメンズワールドチャンピォンであるステファニー・ギルモア(AUS)は、「50年も続いているイベントなんて、とても素晴らしいわ。私達若い世代がこの様な歴史と誇りあるイベントに出場出来て戦える経験は財産よ。」「初戦でちょっと出遅れてしまったし、難しい戦いになるとも思うけど、またベルを獲りに行くわ。」とコメントした。
今年に入り膝の手術を受けたディーン・レイノルズ(USA)。今季ASP開幕戦はリハビリ専念の為にコンテスト出場をキャンセルしたが、どうやらリハビリが長引いているらしくベルズにも間に合いそうに無いとの事で、今季ASPワールドツアー2戦目のキャンセルが正式に発表された。
マネージャーのブレア・マーリンによると5月にカリフォルニアのロウアートラッセルズで開催されるASPメンズプライムイベント『Nike Lowers Pro』には出場の意欲をみせており参戦したい考えだそうだ。
ASPウィメンズワールドツアー第2戦『Rip Curl Women’s Pro presented by Ford Fiesta』のスポンサーワイルドカードは、メンズは若干17歳のガブリエル・メディーナ(BRA)、ウィメンズには最近全米で伝記映画“Soul Surfer”も公開されたベサニー・ハミルトン(HAW)となりました。
今週ベルズビーチの波は水曜日辺りから3-4ftへサイズアップ傾向、金曜日にはMAXの4-6ftになる予想です。
コンテストが開始次第、速報ニュースでアップして行きますので、お楽しみに♪