2011年3月11日 14:46
あれから11年。
東日本大震災から11回目の「3.11」となった。
復興は進んで、風景は大きく変わったが、11年経っても今なお変わらぬ喪失感や苦しみというものはあるのだろう。
それでも残された人々は1年、また1年と年を重ね、新たな命を育みながら、力強く歩み続けている。
あの日を決して忘れない。
この気持ちは変わらないまま。
復興状況は、いろいろ方々の絶え間ない努力により着実に進んでいるが、様々な課題が残っているのも事実だろう。
サーフィンの世界でも、既に多くのサーファーが戻ってきたサーフポイントもあれば、いまだ再開できないポイント。さらに消失してしまったポイントなど。
宮城の日本でも屈指のクラシカルポイント、仙台新港は震災後、最も早く開放されたサーフポイントでJPSAのツアー戦は既に2試合開催し、また、福島の北泉でも1試合開催できた。復興のお手伝いができると思っていた矢先のコロナ禍。
復興の道は長く、ハードルも高い。しかし、一歩一歩踏み出し前に進むしかない。ここまでも、そしてこれからも。
Photo:Motoko Kumagai
本日の仙台新港は、多少波もあり多くのサーファーで賑わっている。
Photo:Motoko Kumagai
サーフィンを楽しむ日常が戻りつつあるが、これを当たり前と思わず感謝することを忘れずにいたい。
そのためにも、何年経っても3.11を忘れてはいけないし、震災を知らない世代には語り継いでいかなければいけないと思う。
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