PHOTO: © WSL/ Tony Heff
ハワイ/アメリカ、オアフ島、バンザイパイプライン(2022年2月1日火曜日)ーWSL(ワールドサーフリーグ) CT(チャンピオンシップツアー)の開幕戦「Billabong Pro Pipeline」大会3日目、8〜12ftの素晴らしいコンディションの中、男子Round of 32(R32)からR16までが行われベスト8が決定した。
五十嵐カノアはベスト8進出!続くQFはケリーと対戦
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R32ヒート8で五十嵐カノア(JPN)はオーウェン・ライト(AUS)を倒し、その後R32では長年のチームメイト であるレオナルド・フィオラバンティ(ITA)をトータル11.70(6.17pt+5.53pt)と僅差で破りベスト8進出を果たした。
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「私はオーウェンをとても尊敬しています。彼は世の中で最高の一人です」とカノアはコメント。
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「今日のようにラインナップが短い日には、対戦相手を考え、彼らがどこにいるかを知るために注意深く見守る必要があります。ポジショニングをする上で2フィートはの違いは大きいです。」
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続くQF(クォーターファイナル)で五十嵐カノア(JPN)は11x世界チャンピオンのケリー・スレーター(USA)と対戦。
ケリー・スレーターは残り5秒で大逆転!
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R16でワイルドカードのバロン・マミヤ(HAW)と対戦した7xパイプライン勝者のケリー・スレーター(USA)。
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試合は残り10秒までバロンがトータル15.17pr(6.50pt+8.67pt)でリードしていたが、
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試合終了間際ケリーが特大のセットを捕らえ、超ディープなバレルをメイクしエクセレント9.23ptを叩き出しトータル17.23pt(8.00pt + 9.23pt)で逆転に成功しQFへ進出した。
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「その波を見たとき、20秒もありませんでした。だからあの波に乗り、その瞬間にメイクできたことが全てです。」と準々決勝に進んだケリー。
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続けて「コンテストの早い段階だとは思いますが、次世代のバロンと闘えたことは喜びです。ヒートをプロセス化しようとしていました。おそらく前半でいくつかの間違いをしましたが、彼はスコアアップさせていきました。彼は本当にディープにそしてアグレッシブなラインを取り、そして私はライトの数本がワイドだったので、以前ラインナップした場所で待っていました。落ち着いて波が来るかどうかを考え、そしてハッピーな結果になりました。30年を振り返ると、それが何回自分に起こったのかを考えるとクレイジーですね。」
ジョン・ジョンはDay3最高点をマーク!
2x世界チャンピオン ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)はR32でジャクソン・ベイカー(AUS)に勝利し、R16ではブラジルのルーキージョアオ・チアンカ(BRA)と対戦。
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ジョン・ジョンが先にエクセレント9.77ptと8.00ptのトータル17.77ptで試合をリードするも、ジョアオは凄まじいドロップからのテクニカルなバレル技で大会ハイエストシングルの9.87pt叩き出す接戦を見せた。
しかしその後バックアップみつける事ができるず、ジョンジョンがQFへ進出を決めた。
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「大変なヒートでしたよ。」とジョンジョンはコメント。
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「ジョアオのあのライディングは素晴らしく、ちょうどゲット中に見ていました。幸福感とそうでない感情を同時に感じでいました。先日、僕らは良いスコアを出していました。彼はすごくチャージしていて、だから少し緊張して彼との対戦にのぞみました。ジョアオはこの種の波を本当に知っているようで、波が来れば彼もスコアを出すだろうなと思っていました。」
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Day1で大活躍したジャック・ロビンソン(AUS)はR32でこのジョアオに敗退している。
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ブラジルのもう1人のルーキー サミュエル・プーポ(BRA)はR16でジョディー・スミス(ZAF)を破り準々決勝へ進出。
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オリンピック金メダリスト イタロ・フェレイラ(BRA)はR32でミゲール・トゥデラ(PER)を破るもR16でミゲール・プーポ(BRA)に破れる波乱の展開に。
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サミュエルとミゲールは見事兄弟でのQF進出を果たした。
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R16ヒート4、カルロス・ムニョス(CRI)は怪我のため途中欠場となり、ルカ・メシナス(PER)はR16から準々決勝へ進出。
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カルロス・ムニョス(CRI)はR32で肩を脱臼し、ヒートに間に合うように回復しようとした。現場の医師から競技の許可を得た後、カルロスはヒートをスタートしたが、水中で怪我をしたため、棄権せざるをえなかった。
ハイライト映像 Billabong Pro Pipeline Day 3
続く Billabing Pro Pipeline男子QFマッチアップ
ヒート1:ケリー・スレーター(USA)vs 五十嵐カノア(JPN)
ヒート2:ミゲール・プーポ(BRA)vs ルカ・メシナス(PER)
ヒート3:セス・ムニーツ(HAW)vsジョン・ジョン・フローレンス(HAW)
ヒート4:カイオ・イベリ(BRA)vsサミュエル・プーポ(BRA)
続く Billabing Pro Pipeline女子R16のマッチアップ
ヒート1:サリー・フィッツギボンズ(AUS)vs.マリア・マニュエル(HAW)
ヒート2:タイラー・ライト(AUS)vs.インディア・ロビンソン( AUS)
ヒート3::タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)vs モアナ・ジョーンズ・ウォング(HAW)
ヒート4::イザベラ・ニコラス(AUS)vs ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)
ヒート5::カリッサ・ムーア(HAW)vs ベサニー・ハミルトン(HAW )
ヒート6::ガブリエル・ブライアン(HAW)vs ブリッサ・ヘネシー(CRI)
ヒート7::ジョアン・ディフェイ(FRA)vs モリー・ピックラム(AUS)
ヒート8::レイキー・ピーターソン(USA)vs ルアナ・シルヴァ(HAW)
https://namiaru.tv/wave/namiDtl.php?lolaid=11969
・ベストシーズン: 冬
・ベストサイズ:オーバーヘッド〜トリプルオーバー
・ベストスウェル: 西北西ー北西
・ベストタイド: ミディアム
・ベストウィンド:弱い南東
▼CT開幕戦「Billabong Pro Pipeline」
https://www.worldsurfleague.com/events/2022/mct/3885/billabong-pro-pipeline
▼WSL(ワールドサーフリーグ)
https://www.worldsurfleague.com