Photo:©︎WSL
World Surf League（WSL）は、COVID-19による2020年シーズンの大会休止を経て、ロングボード・ツアーの復活を発表した。
今年のロングボードツアーは、カリフォルニア州で「Cuervo Surf Ranch Classic」（2021年9月29日）と、マリブで「Jeep Malibu Classic pres.by Havaianas」（2021年10月3日～13日）の2つのイベントが開催される。
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Cuervo Surf Ranch Classicは、カリフォルニア州レモアにあるSurf Ranchで、世界最高のロングボードコンペティターが集まるイベントとなる。
その後、カリフォルニア州マリブのファーストポイントで開催される「Jeep Malibu Classic pres.by Havaianas」では、選手たちが海に戻りWSL初のマリブでのイベントとなる。
この2つのイベントのポイントは、2020年2月に開催されたヌーサ・ロングボード・オープンで獲得したポイントと合わせて、2021年のWSLロングボード・ワールド・チャンピオンを決定する。
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WSLロングボード・ツアー・ディレクターのデボン・ハワードは、「サーファーたちは、再びジャージを着て、オーストラリアでの続きをする機会を得て、とても興奮している。サーフランチは一日中パーフェクトな波を保証してくれる。また、マリブのファーストポイントはロングボードの世界チャンピオンを決めるための最高のサーフィンの場を提供してくれる。」と。
ロングボードツアーフォーマット
Cuervo Surf Ranch Classicでは、WLTのトップ18人の女性と18人の男性が、それぞれ2つのレフトと2つのライトに乗るというリーダーボード形式が採用される。右と左のベストスコアを組み合わせて、リーダーボードの順位を決定する。上位8名のサーファーはセミファイナルに進み、その後、上位2名のサーファーが最後の2本の波（左、右）で対決し、イベントの勝者を決定する。
Jeep Malibu Classic pres. by Havaianasのロングボードツアーは、6つのラウンドで構成されている。ラウンド1では、3名のサーファーが6ヒートを戦い、上位2名がラウンド3に進出する。ラウンド1の最下位の選手は、ラウンド2の最初のエリミネーション・ヒートに降格。生き残った選手は、ラウンド3で直接対決を行い、上位のサーファーが準々決勝、準決勝、決勝へと進む。
これらのイベントには、ロングボードツアーの男子上位18名と女子上位18名が参加。前シーズンはキャンセルが多かったため、これらのイベントにはワイルドカードはないが、選手のキャンセルや旅行制限により、次の順位のサーファーに出場権が与えられる場合がある。今シーズン終了時のトップ10のサーファーは、2022年のロングボード・ツアーへの再出場権を獲得するが、11位から18位までのサーファーは、地域のイベントで出場権を獲得する必要がある。2021年のWSLロングボード・チャンピオンは、「Jeep Malibu Classic」の終了時に決定する。
WSLはCuervo Surf Ranch ClassicとJeep Malibu Classic pres. by Havaianasの出場選手を発表し、日本からは田岡なつみと井上鷹が選出されている。
出場選手
Women:
Honolua Blomfield (HAW)
Chloe Calmon (BRA)
Alice Lemoigne (FRA)
Lindsay Steinriede (USA)
Tully White (AUS)
Kirra Seale (HAW)
Sally Cohen (HAW)
Zoe Grospiron (FRA)
Kaitlin Mikkelsen (USA)
Soleil Errico (USA)
Kelis Kaleopa’a (HAW)
Ophelie Ah-Kouen (REU)
Mahina Akaka (HAW)
Natsumi Taoka (JPN)
Avalon Gall (USA)
Sophia Culhane (HAW)
Haley Otto (HAW)
Keani Canullo (HAW)
Men:
Justin Quintal (USA)
Rodrigo Sphaier (BRA)
Taylor Jensen (USA)
Kaniela Stewart (HAW)
Kai Sallas (HAW)
Steven Sawyer (ZAF)
Harrison Roach (AUS)
Tony Silvagni (USA)
Ben Skinner (GBR)
Edouard Delpero (FRA)
Lucas Garrido Lecca (PER)
Taka Inoue (JPN)
Cole Robbins (USA)
Jefson Silva (BRA)
Phil Rajzman (BRA)
Joel Tudor (USA)
Kevin Skvarna (USA)
Augusto Olinto (BRA)
◆World Surf League(WSL)
https://www.worldsurfleague.com/