静波ウェイブプール『サーフスタジアム』が遂に公開!サーフィン日本代表選手が公開練習

2021/07/13 更新

7月12日(月)、静岡県牧之原市静波のSURF STADIUM(サーフスタジアム)にてサーフィン日本代表選手の公開練習が行われた。

コロナ禍で長い間ベールに包まれていたウェイブプールが遂に公の場に姿を現した。

この公開練習には、代表選手からは大原洋人、前田マヒナ、都筑有夢路や東京五輪の監督・コーチである宗像富次郎、大野修聖、Wade Sharpが出席した。

サーフスタジアムジャパン(SSJ)株式会社:代表取締役 安達俊彦とアメリカンウェーブマシンズ社(AWM)のウィリー・マックファランらは、競技用の波として完成品ではないがレフト&ライトの波で、エアリアルやチューブライディングができる2〜3フィートのファンなパーフェクトウェーブを披露してくれた。

 

大原洋人
『東京五輪でどういう結果であっても、「1番良かったよ」と奥さんに思われる姿を見せたいです。』

意識して練習した事に対して大原は、海とはまた違う感覚て、自動的に波が来ますし、海では波に合わせて乗っていますが、このウェイブプールは作られた波に自分が合わせてライディングしなければなりません。そのタイミングが普段の海とは違うのでそこを調整するのが難しかったです。」とコメント。

「プールの癖とか、波ができるタイミングとかにどんどん合わせていってより良いサーフィンができるようになってくると思います。それは千葉の海でも同じで、その時の地形や風向きで波の割れ方が変わってくるので、そこに合わせて練習していくのが1番乗れるようになる秘訣です。」


東京五輪では監督・コーチを務める大野修聖にアドバイスをもらう大原。

「東京五輪の開催場所は地元なので、どうやれば上手く乗れるかが大分わかってきていますし、そういうことを活かしていきたいです。」

 

7月7日に入籍と赤ちゃんができたことを発表した大原洋人。

プロポーズは「結婚してください」と普通に言いました。

家族が増えた今の気持ちについては、「今までそんな感覚がなかったですが、守るものができました。奥さんもできて子供もできた中で、自分のためだけでなく、家族のために試合やったり、トレーニングや練習したいと言う気持ちが増えました。」

東京五輪で奥さんに見せたい姿を聞かれると、「どう言う結果であっても「1番良かったよ、カッコ良かったよ」と思われるようなサーフィンや姿を見せたいです。」

「自分も他の選手も全員オリンピックに出るのは初めてで、どういう感覚か誰にもわからない状況なので、誰が有利とか不利とかはありません。だけど自分は地元開催を活かして頑張りたいと思います。」と東京五輪の思いを語った。

 

前田マヒナ
『応援やサポートのパワーを合わせて金メダル獲るために頑張ります。』

「最初は初めてのウェイブプールで練習というよりは、何でも乗りたいと楽しみにきました。」

「フロントサイドのチューブは得意だから逆に、バックサイドのチューブとエアーの方を練習したいと思いました。次のセッションはその考えのもとに行います。 」と公開のセッションを終えて前田はコメントした。

「ウェイブプールは普通の波とは違いますが、凄い集中したい技を練習することができて、どんな波でもタイミングが必要だから、どこでいつあてるのかという良いトレーニングになると思います。」

千葉の波についても前田は、「サイズは小さいですが、スピードとタイミングが1番大切だと思います。 このウェイブプールも同じ波は来ますがタイミングが必要で、そのためのトレーニングを考えてやります。」とコメントした。

「東京五輪のことを考えると緊張する事があるから、今日は今日、明日は明日という考え方でいきます。」

「応援やサポートのパワーを合わせて金メダル獲るために頑張ります。」

無観客の試合について前田は、「お母さんに見せたかったけど残念です。です。お母さんをオリンピックへ連れていきたいので、次のオリンピックまで頑張ります。」と前田はパリの思いも答えた。

 

都筑有夢路
『オリンピックは感動を与えられる場なので、ハッピーになってもらえるような演技を見せていきたいと思います。』

ウェイブプールでの練習について都筑は、「オリンピック会場では早いリップをしたいと思っていたので、反復練習しよう考えていましたが、初めてのウェイブプールだったので、楽しんでしまいました。」

オリンピックの組み合わせが決まった事について都筑は、「日本人は他の海外選手に比べて一宮海岸で練習している事もあるので、他の海岸選手より有利だし、金メダルも夢じゃないなと思っています。」

東京五輪で勝ち上がるため都筑は「一宮海岸は海外の波に比べて小さい事が多いので、小さい波の中でジャッジに合わせてどう自分の技を出していくところだと思います。」とコメント。

「こういうコロナ禍で悲しいニュースが多い中、東京五輪はアスリートとして感動を与えられる場なので、ハッピーになってもらえるような演技をオリンピックで見せていきたいと思います。」

この前まで隔離生活をしていた都筑は、隔離明けに海でサーフィンをした時、「波ともタイミングが合わず、体が動かなくてヤバイと感じましたが、隔離が明けてから4〜5日たって調子が上がってきているので、問題ないかなと思います。」とコメント。

無観客試合について都筑は、「アスリートとして自分はパフォーマンスして、それがテレビの向こうだったりで少しでも見てくれれば私は嬉しいです。」と語った。

 

Perfect Swellの技術を使った「静波ウェイブプール」について

静波サーフスタジアムの波の技術はアメリカンウェーブマシンズ社(AWM)のPerfect Swell(パーフェクトスウェル)を用いている。

ウェイブプールのサイズは幅が150メートルで奥行きが50メートル、水の量が6,000トンで1番深いところは6メートルくらいの水深がある。静波サーフスタジアムの広さは東京ドーム1.5倍くらいになる。水は海水よりも取得が楽なため、井戸水を使っている。

アメリカンウェーブマシンズ社のソフトウェアの最高責任者であるウィリー・マックファランド(写真 右)が詳細について説明した。

どのような地形になっているのかという質問に対しては「1つ1つの波を空気と重力によって起こします。そして特別なソフトウェアを使い、キーボードで楽器を奏でるように大きな波をアレンジして作り出しています。 このソフトウェアによって無限の波のバリエーションを作り出すことができます。」

現在、技術的に出せる最大の波のサイズが2.1メートルまで。

日本では初となるPerfect Swellの技術を使った静波にあるウェイブプールは、アメリカにあるウェイブプールと比べ最新のソフトウェアにアップデートされている。機械技術の部分はさらにパワーがでるように開発されている。プールのサイズは小さいが、もっとパワーがある波を作り出すことができる。

現在79のバリエーションの波を作り出すことができ、まだ完成していないが、最終的には85〜100くらいまでの波ができるという。公開練習で見せた波は6から7種類だけ、そのため今後更なるバリエーションの波が披露される。

読者の多くがいつオープンするのか気になっていると思うが、現在コロナ禍のため代表取締役社長の安達氏によるとはっきりと予定日は言えないが、8月の中旬までには開けたいと話している。

しかし、ファミリーのお子様が遊ぶための所(写真手前)が滑りやすいため、1回水を抜いてからプールコートをかけて砂を入れたり、パラソルを立てたりする予定。サーフィンプールとしては完成しているが、一般のお客様へ来てもらうための準備がもう少し必要だという。

 

遂にメディア公開となった静波のSURF STADIUMだが、実際に行ってみると高速の吉田ICを降りてから10分もかからず、アクセスも便利でちょうど静波海岸へいく途中に建てられている。この近辺で波がなくても、ウェイブプールで楽しむ事ができる。

水の透明度は最高で、2〜3フィートの少し掘れめのリッパブルな波がブレイク。マシーンの独特な音とともにフラットなプールに突如パーフェクトな波がブレイク。テクノロジーの凄さを感じ、見ているだけでも興奮するが、サーファーであれば、早く試してみたい。コロナが収束し無事にオープンできることを祈るばかりだ。

 
▼日本初の大型ウェイブプール「SURF STADIUM」公式サイト
https://www.surfstadium-japan.co.jp/

▼NSA 一般社団法人日本サーフィン連盟
https://www.nsa-surf.org/

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