JPSAの2021年ツアーがスタートし、選手の活躍の場ができて選手の笑顔がまた見れたショートボード第1戦一宮プロ。
そこで今年初戦となる一宮プロでショートボードプロのクイバーをみせてもらった。
新型コロナ感染予防のため選手にあまり接近することなく遠目で取材となった。
河谷佐助プロ
まずは2019年のメンズグランドチャンピオン河谷佐助プロ。
シェイパーは植田義則氏。スペックの大きな変更はないが、ただしトレーニングをして身体が大きくなったので厚みで調整して長さ、幅は変更なし。また、昨年まではテールロッカーはつけていなかったが、YUさんと相談してテールロッカーをつけて波にフィットする感じをプラスした。今のところ良いフィーリング。今日は波が小波なので引っかかり過ぎるのを気にしてフィンは小さめをチョイスと言ってもラージサイズ。普段は1サイズ大きめにしている。
5’11”×18 3/4×2 3/4
金尾玲生プロ
基本スペックに今年も変更はないがフィンを変更した。これは自身のシグネチャーモデルで、今日は小波なのでMLサイズのやや小さめをチョイス。波にも力がないので引っかかりを少なくしたいから。
5’9”×18 5/8×2 4/32
仲村拓久未プロ
板の長さの変更はなし。今年はノーズを薄く細くした。これは板の取り回しを良くするためで、乗り込んできてマッチしてきた。フィンは昔から使っているもので、サイズはミディアム。気に入っているのでこれで問題なし。
5’9 1/2”×18 5/8×2 3/8
松下諒大プロ
今シーズンから板のスポンサーが変わり、まだオーダーした板がオーストラリアから届かない状況で、小川幸男プロの板を使用。この後自分の板が届いたらフィーリングをチェックしながら調整していきたい。フィンは今日はミディアムサイズをチョイス。
大澤伸幸プロ
この板は自身が立ち上げたAWING SURFBOARDS。シェイパーはオガマさん。板のサイズはこれからじっくり煮詰めていきたい。フィンはラージをチョイス。と言っても常に大きめのフィンをつける。ミディアムになるとルース過ぎてボトムが決まらないので波の大小に関係なくフィンはラージ!
5’8 1/2”×19×2 1/4
西慶司郎プロ
昨年の特別戦も制し絶好調+安定度が増した西選手。板は昨年の特別戦の時の板。特にリクエストはなく、Tokoroさんにお任せ。長さは5’9”ハーフ。波の大小に関係なく長さは一緒。フィンはミディアムが好みで、ラージは苦手。フィンが入り過ぎてコントロールができないのが理由。貼りつき過ぎる感じが馴染めない。
5’9 1/2”
ご協力いただいた選手に感謝します!ありがとうございました。
この後もプロの板を紹介していきます!