オリンピック最終予選 残り12枠を決める「2021 Surf City El Salvador ISA World Surfing Games」が5/29(土)から開催予定

2021/05/14 更新

現地時間2021年5月13日(木)、国際サーフィン連盟(ISA)は、オリンピックのサーフィン最終予選である世界戦2021 Surf City El Salvador ISA World Surfing Games(2021サーフシティ・エルサルバドル・ISAワールドワールドサーフィンゲームス)が5月29日(土)〜6月6日(日)までEl Sunzal(エル・スンサル)と La Bocana(ラ・ボカナ)で開催するように進めている事を発表。

Photo: ISA / Ben Reed
ライトハンドのポイントブレイクであるEl Sunzal(エル・スンサル)は2021年ISA世界選手権開催地の1つ。

このイベントは、東京五輪のサーフィン最終予選であり、最高ランクの資格がある選手達へ残りの12枠(女子7枠、男子5枠)が授与されるように設定されている。東京オリンピックに出場する40人のサーファーのうち28人は、2019年のWSL(ワールド・サーフリーグ)CT(チャンピオンシップツアー)の上位者、2019年のISAワールドサーフィンゲームス、およびリマ2019年パンアメリカン競技大会を通じて暫定的にオリンピック出場の資格を取得している。

暫定的に東京オリンピック出場の資格がある2019年のCT男子ランキングの上位者10人はこちら▶︎▶︎

暫定的に東京オリンピック出場の資格がある2019年のCT女子ランキングの上位者8人はこちら▶︎▶︎

事務局長のロバート・ファスロが率いるISA代表団が、4月末に現場を訪れ、主催者やサルバドールの観光、健康、セキュリティのリーダーと会い、イベントの計画と強力な健康とバイオセーフティ計画の実施を進めた。

ISAワールドワールドサーフィンゲームスは、世界50か国以上から選手を受け入れて、オリンピック代表選手を決定させるための最終予選になることを期待している。

 

サーフィン日本代表選手「波乗りジャパン」が2021ワールドサーフィンゲームスに出場

©JAPAN OPEN OF SURFING

男子は2019年に宮崎で行われたワールド・サーフィンゲームスと同じ五十嵐カノア、村上舜、大原洋人と、女子は松田詩野と前田マヒナに加え、都筑有夢路が出場する。

2021 ISAワールドサーフィンゲームス出場選手/サーフィン日本代表選手「波乗りジャパン」
(開催地:エルサルバドル、2021年5月29日~6月6日)

2021年5月にで開催される世界選手権(2021 ISA World Surfing Games)に出場する日本代表選手は下記の通り。

【▼男子】
五十嵐 カノア/1997年10月1日生/カリフォルニア出身
大原 洋人/1996年11月14日生/千葉県出身
村上 舜/1997年3月3日生/神奈川県出身

【▼ 女子】
前田 マヒナ/1998年2月15日生/ハワイ出身
松田 詩野/2002年8月13日生/神奈川県出身
都筑有夢路/2001年4月5日生/埼玉県出身

 

波乗りジャパンの東京オリンピック出場について

【オリンピック出場枠の優先順】

1. 2019年のCTランキングで女子上位8人、男子上位10人 ※但し国別では上位2名まで

2.「2021年ISAワールドサーフィンゲームス」から男トップ5名と女子トップ7名

3.「2019年ISAワールドサーフィンゲームズ」から各大陸 (アジア、アフリカ、オセアニア、ヨーロッパ)の上位4名

男子に関しては、五十嵐カノアが2019年CTランキング6位だったので、暫定的に決定。2021年ISAワールドサーフィンゲームスを出場する事で東京オリンピック選手確定となる。

男子の残り一枠は、現時点で2019年ISAワールドサーフィンゲームズの世界ランキング4位の村上舜が有力候補となっているが、今年のISAワールドサーフィンゲームスの順位が2019年よりも選考基準として優先されるため、大原洋人が男子全体順位5位に入れば、村上の代わりに代表が決定する。つまり大原と村上はこの世界戦でオリンピックの日本代表1枠をかけて争うこととなる。

女子は、松田詩野が2019年ISAワールドサーフィンゲームズで獲得したアジア枠により、条件付きで東京オリンピック出場枠に内定している。2021年のISAワールドサーフィンゲームズで都筑もしくは前田マヒナのどちらかが女子7位以内に入れば、松田とその選手が代表になれる。

しかし、都筑と前田がこの上位7名に入った場合は2021年のISA世界選手権のランキングが優先されるため、その2名にオリンピック出場権が与えられる。一方で、都筑と前田の2名が7位までに入らなければ、日本の女子のオリンピック出場枠は1名となり、松田詩野のみの出場となる。

東京オリンピックのサーフィン代表選手を確定させる世界選手権『2021サーフシティ・エルサルバドル・ISAワールドワールドサーフィンゲームス』は目が離せない。

▼2021サーフシティ・エルサルバドル・ISAワールドワールドサーフィンゲームス

https://isasurf.org/event/world-surfing-games/

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