オーストラリア ニューサウスウェル州 ノースナラビーンではWSL(ワールドサーフリーグ)2021 サーフィン世界最高峰のCT(チャンピオンシップツアー)第3戦 「Rip Curl Narrabeen Classic (リップカールナラビーンクラシック) presented by Corona」が開催。
4/19(月)、大会は3日目を迎え、男子はRound of 32(R32)から、女子はRound of 16(R16)からベスト8進出の枠をかけ白熱したヒートが繰り広げられた。
五十嵐カノア(JPN)はベスト8進出!
R16ヒート6でジャック・ロビンソン(AUS)と対戦した五十嵐カノア(JPN)。
PHOTO: © WSL / Dunbar
4点台を2本揃え、試合をリードするジャックに対し、カノアは5.17ptとアベレージスコアを出すも、バックアップを揃えるのに苦戦したが、試合終了間際に形良いレフトを見つけバックハンドで複数のターンで5.43ptと逆転に成功。見事QF(クォーターファイナル)進出を果たした。
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イタロ・フェレイラ(BRA)はR16で敗退!
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先日、R32でミック・ファニング(AUS)との新旧チャンピオン対戦に勝利してR16に進んだCTランキングをリードするイタロ・フェレイラ(BRA)
R16ヒート5で、イタロはコナー・コフィン(USA)と対戦。
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ビックエアーを見せハイポイントを狙うイタロだが、ジャッジにメイクしたと認められずスコアを伸ばすことができない。試合終盤には同点に追いつくも、
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コナーが終了間際にバックハンドターンで5.8ptをメイク。これがウィニングスコアとなりQFへ進出を決めた。
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現在CTランキング2位のガブリエル・メディーナ(BRA)はバックサイドのローテーションエアーでエクセレント9.0ptをメイク。トータル14.0ptでカイオ・イベリ(BRA)を破りQF進出。これによりイタロから現時点ではイエロージャージ(CTランキング1位)の奪還に成功。
快進撃が続くモーガン・シブリック(AUS)はDay3最高点をマーク!
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モーガンは、パンチがあるバックハンドターンで8.53ptの高得点を叩き出して、2x世界チャンピオンジョン・ジョン・フローレンス(HAW)との試合を大きくリード。本日最高得点15.70pt(7.17pt+8.53pt)でジョンジョンを破りQFへ進出。
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ジョン・ジョンは第2戦目に続き、またしてもルーキーモーガン・シブリック(AUS)に敗退する波乱の展開を見せた。
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都筑 有夢路(つづきあむろ)のCTデビュー戦は9位!
R16ヒート5で登場した都筑有夢路(JPN)は現在CTランキング5位のキャロライン・マーク(USA)と対戦。
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キャロラインは、果敢に攻めてスコアを重ね、アベレージ5pt台を2本揃えトータルスコア11.43ptで試合をリード。
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一方で、良い波が見つけられずスコアを伸ばせなかった都筑は、R16で敗退し、デビュー戦を9位でフィニッシュした。
このチャンピオンツアーの残試合でどんな成長を遂げるのか楽しみだ。
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エリミネーションラウンド(R2)でエクセレントライディングを披露しR16へ進出したジョアン・ディフェイ(FRA)は、本日もパンチあるバックハンドを4ターンをメイクして高得点8ptをマークし、タイラー・ライトを下しQF進出。
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サリー・フィッツギボンズ(AUS)はDay3女子の中で最高トータルスコア14.10pt(7.17pt + 6.93pt)をマークし、メイシーキャラハン(AUS)を下しファイナルデーへと駒を進めた。
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4x世界チャンピオン カリッサ・ムーア(HAW)も安定のサーフィンでR16でブリッサ・ヘネシー(CRI)を破りベスト8進出。
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いよいよ残すところCT第3戦「Rip Curl Narrabeen Classic」もファイナルデーのみとなった。果たしてナラビーンの勝利の女神は誰の手に!?
ファイナルデーもお見逃しなく!
▼ 【ライブ配信はこちら】 CT第3戦「Rip Curl Narrabeen Classic」
https://www.worldsurfleague.com/events/2021/wct…
▼リップカールナラビーンクラシック男子QF:
ヒート1: フレデリコ・モライス (PRT) vs. イーサン・ユーイング(AUS)
ヒート2: ガブリエル・メディーナ(BRA) vs. モーガン・シビリック(AUS)
ヒート3: コナー・コフィン(USA) vs. 五十嵐カノア(JPN)
ヒート4: ヤゴー・ドラ(BRA) vs. グリフィン・コラピント(USA)
▼リップカールナラビーンクラシック女子QF:
ヒート1: カリッサ・ムーア(HAW)vs.キーリー・アンドリュー(AUS)
ヒート2: サリー・フィッツギボンズ(AUS)vs.タチアナ・ウェストンウェッブ(BRA)
ヒート3: キャロライン・マークス(USA)vs.ジョアン・ディフェイ(FRA)
ヒート4: ステファニーギルモア(AUS)vs. コートニー・コンローグ(USA)
ノース ナラビーン(North Narrabeen)波情報
https://namiaru.tv/wave/namiDtl.php?lolaid=8493
・ベストシーズン:夏
・ベストサイズ:4〜6フィート
・ベストスウェル: 北東、東
・ベストタイド: 干潮からミッドタイド
・ベストウィンド:北東/北西