なみある?塩田気象予報士の波や天気のお話。【2021春。台風2号発生中】

2021/04/18 更新

昨日17日(土)は春をあらわすような低気圧が通過していきました。
今日の千葉は南西風が吹き荒れて、そのせいか治ったはずの花粉症の症状が!?
1日くしゃみ連発でした、、気象予報士の塩田久実です。

さて、台風2号が発生しています。
14日(水)に発生した台風は、今日(18日(日))は猛烈な勢力まで発達してきました。
今週は、今年初の台風の恩恵を受けられそうです。

何度かお話ししていますが、台風の発生や発達には海面水温が大きく関わっており、一般的に海面水温が26℃以上の海域で発生し、27~28℃以上の海域で発達していきます。

フィリピンの東海上、まさに海面水温28~29℃の海域で発生し、この5日間高温域をゆーっくりと北上したことで、エネルギーを溜め込みまくって、なんと900hpaまで発達。
今後は、海面水温が徐々に下がる海域へ進むことで、これ以上の発達はなさそうですが、北緯20度を超える23日(金)頃から進路を北東~東へシフトする可能性が高まっています。

日本近海の海面水温は南西諸島付近でも25℃以下、九州でも20℃程度ですので、発達した状態で日本列島に突っ込んでくる可能性は限りなく低く、今後は日本の南海上、北緯20~25度の間を東寄りに進んでいくことになりそうです。
明日19日(月)には西日本辺りからウネリが入り始め、徐々に東日本へ、、、千葉南部辺りまでは反応するでしょう。
そして、22日(木)~23日(金)辺りは東海上で低気圧がやや発達するため、千葉以北では北~北東の風波やウネリが強まります。
台風は次第に海面水温が低い海域にさしかかり、また、海上の北~北東風に抑えられ、波長の長い南ウネリは抑えられ気味となって次第に弱まっていくでしょう。
しかしながら、24日(土)頃までは何とか続く模様です。



(LOLA波周期予想)
また、今回の台風はさほど大きくはないため、日本の沿岸では吹き込みの風が強まらずに済みそう。

台風は徐々にその形成を温帯低気圧の風味に変化しながら、26日頃には東海上に抜けて、その後の動向次第ですが、南東~東ウネリも多少はもたらしてくれそうです。

日本海側でも、今日18日(日)に北海道を通過しサハリン付近へ進む低気圧により、周期がやや長めの北~北東ウネリが19日(月)~20日(火)にかけて反応し、23日(金)~24日(土)辺りに再び入りそうです。

今月は波予想をしていても、日本列島をぐるっと囲んで全国で波打っていることを感じます。
心もドキドキわくわくとするような!?

特に太平洋側は、しばらくなみある日が続きそうです。
日によってハードなポイントもありそうですが、ご自身の技量や体調を過信せず、無理なく楽しい時間をお過ごしくださいませ♪


また、今回の台風は日本に近づかない予想ですが、今後日本周辺の海面水温が上がってくると、台風が接近・上陸しやすいシーズンとなります。
日頃の備えも忘れずに。

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