World Surf League(WSL)は、3月4日に、ケリー・スレーター(USA)が怪我のため3月6日のロサンゼルス発シドニー着チャーター便に搭乗しないと発表。
これにより、ケリー・スレーターはオーストラリアンレッグを欠場することになった。
©︎WSL/Damien Poullenot
ケリー・スレーターは、
「パイプマスターズのイベント以来、両足首の怪我に苦しんでおり、先週、右腰そして以前足を骨折した箇所の様子が思わしくなく、サーフィンができなくなった。」と語り、「オーストラリアが大好きで、毎年オーストラリアで過ごせる時間を本当に楽しみにしている。2017年にジェフリーズベイで足を骨折した後、完治までいかなかった自分を高め、常に痛みを感じないようにするために、この時間を使いたいと思う。仲間のコンペティターたちに幸運を、そしてすぐにツアーに戻りみんなに会えることを願っています。」と発表。
ケリー・スレーターは、治療に専念していて、30日後に再検査をして、医師の許可次第でツアー復帰となる。
なお、ケリー・スレーター欠場のリプレイス選手はすでに決定していて、リップカール・ニューカッスル・カップ プレゼンテッド バイ コロナのファーストオルタネイトのマイキー・ライト(AUS)と発表されている。
そして、3月6日のWSL発表では、WCTサーファー、キャロライン・マークス(USA)が、ロサンゼルス発シドニー着のチャーター便搭乗前のPCR検査で、新型コロナウィルスの陽性反応が出たため、チャーター便に搭乗できなかったと報告。
©︎WSL/Matt Dunbar
その他の選手は、皆、陰性だった。
キャロライン・マークスと濃厚接触者は、新型コロナウィルスのプロトコルに従っていて、WSLは経過観察を続けるという。
WSLから彼女の復帰ラインは発表されていないが、早期の復帰が望まれるところだ。
◆World Surf League
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