【チューブライディング6つの極意】アレックス・グレイが解説!

2020/07/17 更新

多くのサーファーが憧れを抱くテクニックの1つチューブライディング。

1度メイクした事がある方であれば、あの波の空洞が病みつきになり何度もその神聖なスポットに訪れたいと思うのが性ではないだろうか。

掘れた波のセクションでは時に自然のトンネル(チューブ又はバレル)が形成され、高い経験値があるサーファーであればタイミングを見てその空間に入りくぐり抜ける事ができる。

バレルを抜けた経験がある人であれば、あのほんの数秒という時間、他では味わえないフィーリングを体感し、その感覚を再び求めて波を追い続けてしまうほど魅了されてしまう。

良い波に乗ってハイな気分を経験した方も多いと思うが、難しいチューブをメイクした後はその高まりが最高潮に達すると言っても過言ではない。

アメリカのビックウェーバー アレックス・グレイも極上の波を求めて世界中を旅するサーファーの1人。多くのライディング映像の中でもチューブライディングは、GoProコンテストで賞を獲るなど、サーフィンだけでなくフィルマーとしての技術も高く評価されている。

アレックスのinstagram(@a_gray)動画を見れば、そのチューブライディング技術は一目瞭然。

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Thank you #earth.

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バレルマスターと呼ばれるまでには数えきれない波にチャージし、培った経験があるアレックス。下記にアレックスが伝授する6つのチューブライディングの極意を紹介したい。バレルの波を練習する時は是非意識してみて欲しい。

1.自信を持つ事

掘れてサイズがあるビーチブレイクでは板が折れたり、波に揉みくちゃにされるなどを多くの犠牲を伴いますが、それらの経験が最終的には恐怖心を克服していくのです。これは教えられるのではなく練習を積み重ねるしかないです。

「バレルに入った時にビビってしまい、途中で諦めるサーファーが多いですが、メイクしたければチューブの中にとどまる事が大事です。バレルに入ることができれば、掘れた波をドロップする難関はクリアできています。後は楽しむしかないです。」

2.ラインをセットする

チューブライディングではラインを“描く”又は“セットする”など聞くと思いますが、超基本的なセオリーで出口までの道を描く事です。バレル初心者にとってはここが難しいです。

「マイケルホーやジョンローズマンのように前腕を大いに活用するべきです。手を前に出すとチューブから出やすくなるから僕は魔法の杖と呼んでいます。(笑)」

3.肩を意識する事

自転車に乗る時と同様にサーフィンも見ている方向が自分の向かう先です。さらに詳しく言うと、自分の肩のポジションがお尻の向きを決め、最終的には波の上での行き先に影響します。

【2016年GoPro “Best Wave”賞獲得】
▼1つの波で6回のバレルをメイクするアレックスのライディング映像

「サーフィンにとって肩の向きは、お尻の位置にも連動してくるので重要です。サーフボードのレールと肩を平行にする事で、波のセンターにとどまる事ができます。もし肩をを使ってこの位置を維持して、バレルの中でラインを保つ事ができれば、お尻もライン上にきてチューブが抜けやすくなります。」

4.タイミング

チューブライディングではタイミングが最も重要になります。

「バレルはタイミングが全てです。波に乗るのが早過ぎるとチューブから外れてしまい、少しでも遅くると波に食われてしまいます。ベストの方法は自分の前にあるリップラインを見てスピードをコントロールする事です。」

「もし波のリップが自分の遙か前でブレイクするようであれば、ボードをスピードアップさせる必要がありますし、リップが自分の方へブレイクするなら、手を使うか、ボードのテールを踏んでストールさせスピードをコントロールする方法が効果的です。このタイミングを知るには、自分の前でブレイクするリップラインに注目してください。」

5.ワイプアウト方法も意識する

チューブはいつも完璧にブレイクするとは限らないので、なかなかメイクする事は難しいです。しかし、チューブライディングにおいて大切なのはワイプアウト方法を把握しておく事です。波のサイズが大きい時は特に、チューブインしてメイクできないとわかった瞬間にどうワイプアウトするかが、怪我を回避する上で重要になってきます。

Photo: Jeremiah Klein

「1番最悪なのは波のフェイスに落ちてしまう事で、2番目がリップに落ちてしまうことです。ワイプアウトする時でも自分の状況を把握して、危険回避を心がけたジャンプをする必要があります。何も考えないでワイプアウトするのは絶対に避けてください。クローズアウトセクションでは前足から、ボードは後ろに押し出す感じでワイプアウトするのがベストだと思います。」

パイプラインのような危険なリーフブレイクに挑む前には、少し怪我を覚悟してでも、ワイプアウト方法をしっかりと練習しておく事がベストです。

6.チューブの恩恵

あなたがどんな上手なサーファーで、上記を全部実践したとしても、スピットアウトしてバレルを抜けられる補償はないのです。時にひどい巻かれ方をするかもしれません。だからこそチューブライディングは特別で、もしメイクできたら賞賛すべきです。

▼アレックスによる”SMOKE BOMB”メキシコ南部のバレル映像

「僕はバレルに入ることに人生を捧げています。波に乗るのは一瞬です。心配事やストレスを取り払い、心を落ち着かせることができれば、サーフィンに集中できます。バレルインした時もこのマインドが重要です。チューブライディングはサーフィンの中でも最も無に近い感覚だと思います。僕にとってチューブを抜けた時が、他にはない世界一最高なフィーリングです。」

 

◇参照元:“How to Get Barreled”

“This article is provided by Surfline. For more,  visit surfline.com.”

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