2020年6月オープンを目指す静波のウェイブプールの今後の期待や展望について記者会見が開催!

2020/03/04 更新

今、日本のサーフィン界で最も注目されていると言っても過言ではない2020年6月にオープンを目指し静波エリアに建設されているウェイブプール。

2020年2月28日(金)、ANAインターコンチネンタルホテル東京では「アジア初本格的サーフ用造波施設と人工波における世界大会構想」についての記者会見が行われた。

この会見にはサーフスタジアムジャパン(SSJ)株式会社:代表取締役 安達俊彦や牧之原市 市長 杉本喜久雄、そしてアメリカンウェーブマシンズ社(AWM) 上席副社長 マイク・ロペス、創業者 CEO ブルース・マクファーランドをはじめ日本サーフィン連盟(NSA)事務局長:関口嘉雄、USオリンピック委員会 特別顧問:ジョン・オーモリが出席。 

静波のウェイブプールの詳細から社会的意義、またそれを活用した地域創生や人工波施設への期待や今後の展望などについて発表された。

SSJの代表の安達からはインタースタイル2020の会見と同様の内容が語られ、追加情報として、決済方法は原則として事前のクレジットカードでの支払いでお願いしたいと発表された。
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また、現状の工事状況がスライド写真で発表された。元々はキャンプ場で、樹齢の長い樹木が立っていた場所で県からの開発の認可を得て、木の伐採や古い建物の撤去を完了したとのこと。

先日の2月22日(土)に安全祈願祭が無事終了して、本格的な着工が間もなく開催される予定となっている。 

AWM創業者CEOのブルースは10年以上かけて開発をしてきてパーフェクトスェルを提供できることを光栄に思っていると述べた。

またサンディエゴ市長から牧之原市長へはサンディエゴの歴史を綴った書籍が贈呈された。今後、牧之原市とサンディエゴは文化交流など協力関係を結んでいくとの事。

AWM上席副社長のマイクは今までの道のりに関しても、協力、ご支援を頂いた皆さんに感謝を述べると共に、アメリカのエンジニアのメンバーにも敬意を示した。

「3年半ウェイブプールを探してきてパーフェクトスェルを提供できたことは誇りに思います。我々は、新しい価値を提供していくために、今後、SSJでは特別なイベントも計画する予定です。」ともコメントした。

またこの日の為に感謝の意を表して3本のプレゼント用サーフボードを用意したマイク。

1つは、牧之原市長の杉本へ、2つ目は、日本サーフィン連盟(NSA)に、そして3つ目は米国オリンピックチームに贈呈された。

この中にはアメリカのフロリダを象徴するエヴァン・ガイゼルマンのシグネチャーボードが含まれていて、AWMと長い関係を持つシェイパーのグレッグ(エヴァンの父親)によるOrion SurfboadがNSAにプレゼントされた。

杉本市長からは、静岡県は日本の真ん中に所在し、牧之原市は静岡の中でもちょうど中間地点の位置にあたる地域であり、アクセスとしては静波エリアまでは、東名高速道路:牧之原ICより車で15分、富士山静岡空港から車で20分、海岸線が15kmあり、かつては「静波海水浴場」には100万人、隣の「さがらサンビーチ」には50万人と近郊の海水浴場に、かつては150万人もの人が訪れていたエリアであったと語られた。

さらに牧之原市は、人口45000人だが東日本大震災以降、静岡県第4次地震被害想定( http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/4higaisoutei/index.html)が発表され、マグニチュード9以上の地震が起きた場合には、死者13000人が亡くなると被害想定が発表されたことにより、それ以降は沿岸部は疲弊し人口流出が続く状況だったと説明。

今では、津波の被害対策として防潮堤の整備などに、この5年間で54億円もの資金を使って 「命を守る」 対策をしてきた。

東京オリンピックに、サーフィン競技が正式に決定し、たくさんのサーフスポットがある静波エリアでは、これまでもサーフィン大会が数多く行われこともあり、オリンピック会場の誘致などに取り組んできたが、現状の千葉県一宮町がオリンピック会場に決まったこともあり、それ以降は世界の2代大国であるアメリカと中国のオリンピックチームのホストタウンとして交流を続けてきた成果によりアジア初の当施設がこの地に出来る運びとなったと語った。

今回、牧之原市としても、SSJが進出を決めた時には出来るだけ支援をしようと思い、許認可について県と直接交渉し、資金的な援助としても、ふるさと融資(ふるさと財団)( https://www.furusato-zaidan.or.jp/yushi/) を活用し無金利の貸付金として、5億円を牧之原市が予算化をして、全面バックアップをしたうえで静波エリア沿岸部の活性化の目玉として取り組んできているとのこと。

そして、昨年12月20日に、静岡県牧之原市と株式会社ANA総合研究所は、牧之原市の観光資源の活用による沿岸部の活性化を目的とした包括的連携に関する協定を締結。
 (参考: https://www.anahd.co.jp/group/ari/news/20191220.html

現在、教育庁とも協議をしているが、将来像としては、牧之原市の学校のプール授業、クラブ活動などにも応用が利くような施設を目指したいとのことで、民間が力を合わせて、地方創生の一環として当プロジェクトかける思いが語られた。


ANA総合研究所 副社長の稲岡からは、ANAグループの中で、地域活性化支援事業を柱として活動していて、2019年12月20日に静岡県牧之原市とサーフィンスポーツを中心とした沿岸部の地域活性化を目的として包括的連携協定を締結した事が語られた。
 
「牧之原市の魅力と、国内サーファー人口60万人のメッカになるように全日空の海外ネットワークなどを通じて、プロサーファー大野修聖(Mar)にも協力してもらいながら『サーフィンシティ牧之原』を目指しプロモーションしていきたい」とコメントした。

記者会見に参加した大野Marは、このウェイブプールにより日本サーフィンのレベルがこの5年以内であがる事が期待できる。早く自分自身でもここでサーフィンしたいとコメントした。

NSAの事務局長の関口は理事長の酒井の言葉を代読し、

サーフィン愛好家が待ち望んだウェイブプールが牧之原市にできる事に興奮してる。サーフィンのみならずサーフィンの大会や検定、ジャッジ講習会やスクールなどにも利用できたらと思っている。マリンスポーツ全般やライフセービングのトレーニング、安全な海の体験など幅広い活用を期待している。さらにはNSAのサーフィン選手権大会、世界大会からオリンピックのサーフィン競技の練習用としても大いに活用したいとコメントした。

USオリンピック委員会のジョンは牧之原市には、2017年からUSナショナルチームに対して色々な支援して頂いたことに感謝を述べた。

アメリカ大使館なども連携して、ホストシティ(牧之原市)としてスポーツチームを応援するだけではなく、長期的な関係値構築のために多大なる支援を頂いてることは、オリンピックが終わっても友好な関係値が継続することであろうと、力強く語った。

波がない日にも、この施設ができることによってサーフィン競技のレベルアップにとっても、素晴らしいことであり過去3年間の支援に心から感謝していると語った。

————–取材後記————–

過去に多くの噂が流れていた日本のウェイブプールだが、遂に静岡県牧之原市静波エリアで建設がスタートし現実味を帯びてきた。
サーファーとしては待望のサーフ用造波施設であり、自分自身でも早く試したい事はもちろんなのだが、このウェイブプールによって日本のサーフィン界がどのように発展していくか非常に楽しみだ。またオリンピックのサーフィン競技との関わり合いについても今後目が離せなくなりそうだ。

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