東京2020オリンピックのサーフィン選手選考プロセスや進歩状況が発表!

2020/02/21 更新

⼀般社団法⼈ ⽇本サーフィン連盟(NSA)(所在地︓東京都新宿区/理事⻑︓酒井厚志)、⼀般社団法⼈ ⽇本プロサーフィン連盟(JPSA)(所在地︓東京都港区/理事⻑︓細川哲夫)およびWorld Surf League Japan(WSL JAPAN)(所在地︓神奈川県藤沢市/ゼネラルマネージャー 近江俊哉)は、2/20(⽊)にパシフィコ横浜にて2020年シーズン活動計画の説明会を開催した。

説明された内容は下記の通り。

1.オリンピック出場選手選考のプロセスについて

井本公文氏(NSA副理事/JAPAN OPEN OF SURFING 実行委員⻑) は始めに「強化指定選手については全ての選手にオリンピックへ出場できる可能性がある。」と発表した。

その上でオリンピックのサーフィン代表選手選考のプロセスを説明。

①2020/3/25(水)〜26(木):強化合宿にてJAPAN OPEN出場選手決定 (※鴨川にて暫定で開催予定)
男子24名 女子24名

②2020/4/19(日)-4/22(水):JAPAN OPEN(第2回ジャパンオープンオブサーフィン)にて最後の世界選手権(ワールドサーフィンゲームス:WSG)男女1枠が決定

男子優勝者、女子優勝者

2020年世界選手権出場のNAMINORI JAPANが日本代表最終枠となる。

▼2020年世界選手権に出場するNAMINORI JAPANメンバー


男子3名:
・五十嵐カノア(WSLの日本人ランキングトップ)
・村上舜(ISA世界選手権ランキングトップ)
・JAPAN OPEN優勝者

女子3名:
・都筑有夢路(WSLの日本人ランキングトップ)
・松田詩野(ISA世界選手権ランキングトップ)
・JAPAN OPEN優勝者

③2020/5/9日(土)~17(日):2020世界選手権(ワールドサーフィンゲームス:2020 ISA WSG)で最終的なオリンピック日本代表が決定

男子は2020年世界選手権の全体順位5位、女子は全体順位7位の選手にオリンピック出場権が与えられる。

ただし繰り上がりもあり、仮に8位になっても上位選手がCT選手で既にオリンピック代表が決定している場合は8位の選手でも出場権を獲得できる。

各国の最大男女2名までがオリンピックの出場権を与えられている。

※現在五十嵐カノアは2019年CTランキング10位以内で条件付き候補となっている。

村上舜と松田詩野は2019年ISA WSGのアジアチャンピオンで有力候補選手となっている。

しかし2020年ISA WSGの方が東京オリンピック出場への優先権があるため、仮に他の男子メンバーがこの世界戦で5位以内に入ればその選手に東京オリンピック出場権が与えられる。

女子は松田詩野以外の選手2名が7番以内に入った場合はその2選手に東京オリンピックの出場権を獲得する。

※1名のみの場合は松田詩野にオリンピック出場権が与えられる。

2.東京オリンピック会場の進捗報告

東京オリンピックのサーフィン競技は日本を代表するサーフポイント千葉・一宮町 釣ヶ崎海岸(通称:志田下)で開催される。

▼サーフィン競技スケジュールは下記の通り
7/26(日) [男女 ラウンド1・2]
7/27(月) [男女 ラウンド3]
7/28(火) [男女 準々決勝/準決勝]
7/29(水) [男女 3位決定戦/決勝/表彰式]
7/30(木)~8/2(日)[種目実施未定(予備日)]

※通常上記4日間を予定しているが、天候や波のコンディションによりこの8日間の中で日程が変更される可能性もある。

また現在のところ、会場のオープン時間はam6:00〜pm19:15。

▼オリンピック会場のアクセスと制限について

大会当日、会場には一般の駐車場はないためアクセスは上総一ノ宮駅からシャトルバスが出る予定。

他にもパーク&バスライド(早朝の試合スタートを考慮)で一宮近辺(場所は未確定)で駐車場を設けて、チケットを持った方のみが乗れるシャトルバスで会場へ向かう形になる。

4/1(水)〜10/31(土)まで志田下ポイントの駐車場が使えなくなる。

砂浜を歩いてサーフィンすることは可能だが、7/1(水)〜8/3(月)に関しては会場にフェンスを建てるため基本的にサーフィンができない期間となる。

オリンピック会場はセキュリティーが強化され、アクレディテーション(資格認定証)とチケットを持った方のみしか入場できない。現在造成工事中の志田下ポイントだが、基本的には2.7メートルくらいの壁で会場が隔離される。

2020/4/28(火)に春季オリンピックチケット販売期間がスタートする。詳しくは▶︎▶︎

既に2回のオリンピックチケット販売期間が終了し、サーフィンのチケットは非常に人気だったが、まだ余りがあるそうなのでこの機会に是非ゲットして欲しい。

また、オリンピックサーフィン会場内ではコラボレーショングッズも買う事ができる。これらの商品は今年のInterstyle2020で国内通商株式会社のブースで発表された。


リーシュコードやWax、フィンなどのサーフグッズから、会場で使えるパラソルやビーチチェアなど様々なグッズが取り揃えられている。

その中でも最も高価な商品はカリフォルニアのマルコム・ウィルソンによるサーフボードの歴史を表現した手作りのメモリアルプレート。販売価格はなんと¥480,000(税抜)で、受注発注で限定30のみの販売となる。

スケートボード関連のグッズも販売され、

スケートボードデッキは既に国内通商株式会社では完売の人気ぶり。

3.2020年強化指定選⼿について

既に決定していた強化指定選手45名に加えてジュニアの26名が発表された。2024年と2028年のジュニア育成を見据えて強化指定枠が増やされている。

2020年男子強化指定選手(25名)
安室丈、新井洋人、五十嵐カノア、伊東李安琉、稲葉玲王、岩見天獅、大場 玲遥、大原洋人、加藤嵐、金沢呂偉、上山・キアヌ・久里朱、軽部太氣、河谷佐助、佐藤魁、佐藤利希、鈴木仁、仲村拓久未、西修司、西優司、平原颯馬、藤沼佳太郎、松原渚生、村上舜、森友二、矢作紋乃丞

2020年男子ジュニア強化指定選手(18名)
安室弦、小崎歩夢、進士海理、藤田澪駿、藤井徳大、村田嵐、休場匠、足立海世、岡野漣、小野里弦、進士理音、鈴木一歩、髙井汰朗、鳥潟一太、長沢侑磨、三木望未、山本來夢、行廣誠波

2020年女子強化指定選手(20名)
庵原美穂、大村奈央、川合美乃里、川瀬心那、黒川日菜子、興梠サラ、小林麻衣子、須田那月、都筑有夢路、都築虹帆、中塩佳那、西元梨乃ジュリ、西元萌エミリ、野中美波、橋本恋、前田マヒナ、松岡亜音、松田詩野、宮坂麻衣子、脇田沙良

2020年女子ジュニア強化指定選手(8名)
小沢美良乃 澤田七奈緒 西村いちご、馬庭彩、芳田花瑚、清水心春、鈴木莉珠

2020年度 強化指定選手の選考基準
・2019年WCT選⼿
・2019年WQSランキング上位8名 男⼥
・2019年JPSAランキング上位4名 男⼥
・2019年NSAランキング上位2名 男⼥(メンクラス、ウィメンクラス)
・2019年、2018年ISA世界選⼿権、ISA世界ジュニア代表選⼿ 男⼥
・2019年、2018年ISA世界選⼿権 補⽋選⼿ 男⼥
・2019年、2018年ISA世界Jr.選⼿権 補⽋ 各クラス1名 男⼥

※あくまでも基準であり、ランキングの重複等があった場合はこの限りではない。尚、東京2020組織委員会、IOC(国際オリンピック委員会)、ISA(国際サーフィン連盟)の規定が変更になった場合はNSA強化指定基準も変更になる場合がある。

※2019年ジュニアクラス上位4名の内、2020年にOPENクラスに上がる選⼿は2020年男子の強化指定になる。

4.第2回ジャパンオープンオブサーフィン開催について
(英名:THE 2nd JAPAN OPEN OF SURFING)

Japan Open出場選手は強化合宿で男女16名づつを選考し、さらに2019年WSLランキング上位8名ずつをシード選手として加え、合計24名ずつで争われる。

シード選手を用意した理由としては海外のQSの試合が強化合宿とこの時期に重なる事を考慮してシード枠が用意されている。

※但し3月のQSに行かない選手に関してはアンチドーピングなどの講習があるため、強化合宿に参加する事が条件となっている。

Japan Open大会予定スケジュールも発表された。

5.2020年JPSA活動計画

JPSA理事長の細川からは2020年JPSAショートボードのツアーはオリンピックのスケジュール調整のため今年は全6戦となると発表された。
「今年も上位4名が2021年強化指定選手となるので選手の育成を積極的にやっていきたい」とコメントした。

ロングボードツアーは去年より1戦追加された全6戦となる。両試合とも4月からバリ島のクラマスで開幕戦がスタートする。

6.2020年WSL JAPAN活動計画

WSL JAPANツアーエグゼクティブの近江からは、日本で開催されるWSLの試合スケジュール変更について発表された。

通常やっていた一宮でのQS(クオリファイシリーズ)の試合がオリンピックの会場調整で実施不可能なため、QS3000レベルの男女の大会を静岡県浜松市でを現在調整中。

例年7月の海の日を絡めて、鵠沼海岸でやっていた男子QS1500湘南オープンだが、神奈川県藤沢市がオリンピックのセイリング会場となっているため、2020年9月のシルバーウィークあたりで調整中。

その間にジュニアのアジアツアーの試合を湘南、千葉、三重県・伊勢市でやる予定。スケジュールについては随時発表されるとの事。

そして2020年10月〜11月の期間中に宮崎県でQS3000〜CS(チャレンジャーシリーズ 旧:QS10000)の大きな試合をやる事も検討している。

7.2020年 NSA活動計画

NSA理事長の酒井からはNSA主催大会のスケジュールが発表された。

———–編集後記———–

遂に日本の強化選手が発表され、これからオリンピック選考と言う狭き門をかけた激しい試合が繰り広げられる。オリンピック代表選手になるのは果たして!? 

2020年は東京オリンピックからその後の国際試合まで世界中から日本のサーフィンが最も注目される年となる。今後、日本でサーフィンがどのように発展していくのか楽しみだ。

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