イタロ・フェレイラとキャロライン・マークスがCTツアーで今年2勝目!【CTポルトガル戦「MEO Rip Curl Pro Portugal」】

2019/10/28 更新

サーフィン世界最高峰のWSL (ワールド・サーフ・リーグ)CT(チャンピオンシップツアー)の女子9戦目、男子10戦目となる「MEO Rip Curl Pro Portugal」のファイナルデーの模様をレポート。

PHOTO: © WSL / Damien Poullenot

10/26(土)、スーパーチューボスの波は4〜6フィート(頭〜ダブルくらい)で最高のコンディンションの中、男女共にクォーターファイナル(QF)からファイナルまでの全ヒートが行われた。

PHOTO: © WSL / Damien Poullenot

イタロ・フェレイラ(BRA)が今年2勝目で、CTランキングトップに!

去年のポルトガル戦の勝者イタロ・フェレイラ(BRA)はファイナルでジョディー・スミス(ZAF)と対戦。

PHOTO: © WSL / Laurent Masurel

ヒートを重ねるごとに調子を上げていくイタロは、ファイナルでオープニングから特大のエアーを出してパーフェクト10をマーク。

その後も勢いが衰えることなく、次々にエアーを成功させ、最終的にはトータルス18.43pt (10.00pt + 8.43pt)という圧倒的強さで今年2勝目を飾った。

▼イタロのパーフェクト10のライディング映像

この勝利により、CTランキング1位の座をガブリエル・メディーナ(BRA)から奪還する事に成功。

PHOTO: © WSL / Damien Poullenot

「再びポルトガル戦で優勝する事ができてストークしています。この数ヶ月はチームメンバーと一緒に特別な日を過ごせた事はかけがえのない事です。ベストサーファーであるジョディーと戦えた事は光栄ですし、パーフェクト10を出したエアーは自分でも信じられない感じで、着地を成功できて最高でした。タイトル争い渦中で学ぶ事はありますが、最終戦のハワイは楽しみです。」と優勝後コメントした。

PHOTO: © WSL / Damien Poullenot

ジョディー・スミス(ZAF)はQFでコロへ・アンディーノ(USA)を破り、セミファイナル(SF)では五十嵐カノア(JPN)を破りファイナルへ進出。

ジョディーはオープニングで6.73ptをマークするも、イタロの高得点の攻撃に圧倒されて、持ち前の良さが出ないまま試合が終了。今大会は2位でフィニッシュし、CTランキングは3位をキープしたまま最終戦のバンザイパイプラインへ。

CT#10「MEO Rip Curl Pro Portugal」終了時の男子ランキング

ポルトガル戦を終え、CTランキングトップ4の得点差はわずか2000pt以下。WSLCTツアーの歴史に残る僅差でのタイトル争いのまま12月に行われるCT最終戦「Billabong Pipe Masters」に突入する。

PHOTO: © WSL / Damien Poullenot

キャロライン・マークス(USA)が優勝でCTランキング3位に浮上!

CT最年少で弱冠17歳のキャロライン・マークス(USA)はCTツアー2年目にして今季3回目のファイナルでレイキー・ピーターソン(USA)と対戦。

PHOTO: © WSL / Laurent Masurel

ファイナルではバックハンドターンの連打で序盤からトータル12ptを出し試合をリードしピーターソンにプレッシャーをかける。最終的にはトータル13.73pt(6.33pt + 7.40pt)とさらにその差を広げて大差でレイキーに勝利し、今年2勝目を上げた。

PHOTO: © WSL / Damien Poullenot

「マイク・パーソンズと一緒にやってきて以来ずっと話していたんですが、ようやくレイキーとファイナルで対戦する夢が叶いました。レイキーがいなければ今の私はここにいません。私をここまでプッシュしてくれた事に感謝したいです。今年はこれまでの人生で最高の年でストークしてます。」と優勝後にコメントした。

まだCTツアー2年生のキャロラインだが、既にタイトル争いの渦中にいる。
「タイトル争いは私の今の目標になっていますが、私自身は何も変わらずこのままサーフィンして、楽しんでいければと思っています。」と語った。

PHOTO: © WSL / Laurent Masurel

レイキー・ピーターソン(USA)はSFでカレントリーダーのカリッサ・ムーア(USA)を下し、ファイナルに進出。しかし、セミファイナルでエネルギーを使いすぎたレイキーはファイナルで良い波を見つけられないままキャロラインに敗退。

CT#9「MEO Rip Curl Pro Portugal」終了時の女子ランキング

今大会2位でフィニッシュしたレイキーだが、CTランキングは変わらず2位のまま。

PHOTO: © WSL / Laurent Masurel

今大会3位のカリッサはCTランキングをリードし、2位との得点差は3475ptで続くCT最終戦の「Hawaii Pro」へ。

五十嵐カノア(JPN)は今大会3位!

PHOTO: © WSL / Damien Poullenot

五十嵐カノアはRound of 32ではケリー・スレーター(USA)を、QFではCTランキング4位のフィリッペ・トレド(BRA)を破りSFへ進出。

SFでも終盤まで試合をリードしていたが、ジョディーに試合終了間際で逆転されて今大会は3位でフィニッシュ。CTランキングは6位のままで5位のコロへ・アンディーノ(USA)とは4485pt差。

PHOTO: © WSL / Laurent Masurel

カレントリーダーだったガブリエル・メディーナ(BRA)はRound of 32でカリオ・イベり(BRA)に敗退し今大会は9位。プライオリティーインターフェアを取られたガブリエルは2本中のスコアの内1本は0ptとなってしまった。この減点がなければ試合を勝利していただけに残念な結果となった。

PHOTO: © WSL / Damien Poullenot

一方で、この勝利によりSFまで勝ちあがる事ができたカリオ・イベり(BRA)はSFでイタロ・フェレイラ(BRA)に敗退するも、今大会3位でフィニッシュしてCTランキングを16位までアップする事に成功。これにより2020年のWSL CTのクオリファイの可能性が非常に高くなった。

ガブリエルの想定外の敗退で、男子のタイトルレールの得点差が僅差になり非常に面白い状態になっている。続くCT最終戦「Billabong Pipe Masters」は12/8(日)からのハワイのパイプラインで開催され、イタロ・フェレイラ(BRA)が黄色のゼッケン(CTランキング1位)をつけて、ガブリエル、フィリッペ、ジョディーは後を追う形のタイトル争いとなる。

女子の最終戦「Hawaii Pro」は11/25(月)からハワイのマウイ島で行われ、カリッサ・ムーア(HAW)が黄色ゼッケンをつけて、レイキー、キャロラインがランキング1位を追いかける。果たしてタイトル争いの行方は、そして2020年東京オリンピックの選考はどうなる?

最終戦は目が離せなくなりそうだ。

■ CT男子#10 「MEO Rip Curl Pro Portugal」
https://www.worldsurfleague.com

■ CT女子#9 「MEO Rip Curl Pro Portugal」
https://www.worldsurfleague.com

MEO Rip Curl Pro Portugal 男子ファイナル結果:
1 – Italo Ferreira (BRA) 18.43
2 – Jordy Smith (ZAF) 6.17

MEO Rip Curl Pro Portugal 女子ファイナル結果:
1 – Caroline Marks (USA) 13.73
2 – Lakey Peterson (USA) 6.27

MEO Rip Curl Pro Portugal 男子セミファイナル結果:
SF 1: Jordy Smith (ZAF) 15.83 def. Kanoa Igarashi (JPN) 12.66
SF 2: Italo Ferreira (BRA) 15.43 def. Caio Ibelli (BRA) 14.86

MEO Rip Curl Pro Portugal 女子セミファイナル結果:
SF 1: Caroline Marks (USA) 13.16 def. Tatiana Weston-Webb (BRA) 7.70
SF 2: Lakey Peterson (USA) 13.23 def. Carissa Moore (HAW) 11.50

MEO Rip Curl Pro Portugal 男子クォーターファイナル結果
QF 1: Jordy Smith (ZAF) 13.40 def. Kolohe Andino (USA) 10.97
QF 2: Kanoa Igarashi (JPN) 15.24 def. Filipe Toledo (BRA) 12.26
QF 3: Caio Ibelli (BRA) 12.86 def. Peterson Crisanto (BRA) 11.83
QF 4: Italo Ferreira (BRA) 18.40 def. Jack Freestone (AUS) 16.87

MEO Rip Curl Pro Portugal 女子クォーターファイナル結果
QF 1: Caroline Marks (USA) 15.17 def. Stephanie Gilmore (AUS) 12.07
QF 2: Tatiana Weston-Webb (BRA) 13.67 def. Sally Fitzgibbons (AUS) 9.14
QF 3: Carissa Moore (HAW) 16.06 def. Johanne Defay (FRA) 7.50
QF 4: Lakey Peterson (USA) 11.33 def. Nikki Van Dijk (AUS) 8.83

【関連記事】

● CTポルトガル戦「MEO Rip Curl Pro Portugal」が開幕!五十嵐カノアは東京オリンピック出場権獲得!

● 【祝】五十嵐カノアがWSL CT枠で2020年東京オリンピックの選考決定!

この記事が気に入ったらいいねしよう!

なみある?の最新ニュースお届けします。
上へ戻る

Internet Explorer完全非対応についてのご案内

「なみある?」WEBサイトは
Internet Explorerは全てのバージョンにおきまして完全非対応となりました。
Chrome、Firefox など 他ブラウザでご利用いただくようお願い申し上げます。
各ブラウザは以下からダウンロードください。
Chrome
https://www.google.co.jp/chrome/
Firefox
https://www.mozilla.org/ja/firefox/