宮崎県宮崎市木崎浜海岸で開催している「2019 ISA World Surfing Games Presented by VANS」は大会2日目までの模様をレポート。
女子のメインイベントはラウンド3(R3)まで、敗者復活戦のリパチャージのR2のヒート8まで行われた。
初日のラウンド1からトップCT選手が参戦しているヒートもあり、世界トップレベルの試合が繰り広げられた。
大会2日目の波は胸〜肩くらいのスタートになったが、午後にかけて南東〜東寄りの風が吹き一旦サイズダウン。そして夕方には台風のうねりが入り始めてサイズアップし、再び形良い波がブレイクした。
世界トップクラスのCTサーファー達が混じる中のヒートでも波乗りジャパン(サーフィン日本代表)のメンバーは引けを取らなサーフィンを披露した。
波乗りジャパンの勝敗の行方は!?
ラウンド2まで勝ち上がった前田マヒナがR3で対戦したのはブラジル代表のタティアナ・ウェストン・ウェブとアメリア代表のコートニー・コンローグ。共に現役のCT選手でトップ10位内に入っている。
前田マヒナは前半にリードされ3位につけていたが、形良い波を掴むと落ち着いたライディングでしっかりスコアをメイクし逆転。
コートニーを3位に追い込みハードなヒートを見事勝利した。
タティアナはこのヒートで9.77ptの大会最高スコアを出して1位通過。
コートニーはR3を3位でフィニッシュしたためこれからリパチャージで戦う。
R1から全て1位通過の松田詩野はR3でオーストラリア代表でCTサーファーのニッキ・ヴァン・ダイクと対戦するが、このヒートも見事勝ち上がり1位でR4へ。
ポテンシャルのある波が見つけられず苦戦するニッキーだが、松田に続き2位でラウンドアップ。
脇田沙良はR2ではCTサーファーでコスタリカ代表のブリッサ・ヘネシーを2位へと抑えてラウンドアップするなど順調に勝ち続けてきた。
しかし、R3でCTランキング5位につけるアメリカ代表のキャロライン・マークスと対戦。
苦戦を強いられる中でなかなか持ち前の良さが出されずR3は敗退しリパチャージへ。
キャロラインはDay1の最高スコア17.23ptに続き、Day2もエクセレント9.33ptを含むトータル17.16ptを叩き出すサーフィンでR4へとラウンドアップ。
Day2で注目のヒートの1つとなったのが、7x世界チャンピオンのステファニー・ギルモアとサリー・フィッツギボンズのオーストラリア代表同士の対決。
スタイリッシュなサーフィンでグッドスコアを2本揃えて1位でラウンドアップしたステファニー。
大会会場では多くのファンに囲まれ、サインを求められていたが最高の笑顔でファンサービスに応えていた。
パンチのあるバックハンドターンを繰り出すイスラエル代表のアナット・レリオ。昨年度金メダリストのサリー・フィッツギボンズを破り見事R4へ進出。
サリーはアベレージスコアはメイクしたものの、逆転されてR3は3位でフィニッシュ。リパチャージのヒートで再戦する。
3x世界チャンピオンのカリッサ・ムーアもR3を敗退し、リパチャージで敗者復活戦に挑む。
Day3のスケジュールは北側ではリパチャージのヒート、
南側ではリパチャージとメインR4とR5まで行われる。
Writer & Editor: So Sugaya
▼Day2のハイライト映像
▼Day1のハイライト映像
▼「2019 ISA World Surfing Gamesライブより
https://isasurf.org/wsg/2019/en/live/
▼「2019 ISAワールドサーフィンゲームス」公式ホームページ
https://www.wsg-miyazaki.jp
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