8/25(日)、長きにわたり行われてきた第54回NSA全日本サーフィン選手権は遂にファイナルデーを迎えた。
今大会、雷や波のサイズダウンにより途中試合を中断しなければならなかったが、最終日には天気も晴れて、波のサイズも上がり腹〜胸サイズの形良い波がコンスタンとにブレイク。
大会を締めくるには最高のコンディションの中、残りのシニアウィメン、カフナ、グランドマスターのファイナルまでの全ヒートが行われた。
グランドマスタークラスのファイナルでは千葉南支部の坂本 應尚がエクセレントスコア8.75ptをマークするライディングを魅せて優勝!
昨年度優勝した千葉西の豊田 泰史はオープニングウェーブで7.5ptのグッドスコアをマーク。その後もアベレージのバックアップを揃えるも1歩及ばず準優勝。
シニアウィメンのファイナル、湘南茅ヶ崎の清永 亜希子はオープニングから8.0ptを出して試合を優位に進め、その後もバックアップ6.25ptを揃えて勝負ついたかに思えた。
しかし、千葉西支部の大江 なぎさは後半にかけて7.0ptのライディングを見せると、そのリズムで試合終了間際さらに形良い波を捉えて7.35ptをメイクし、大逆転で日本一を勝ち取った。
カフナクラスのファイナルでは、生見の波をよく知っている徳島支部の久野 孝がレフトの波でターンを連発し、エクセレントスコア9.75ptと今大会ベストライディングを披露して見事優勝!
地元徳島の応援団の期待に見事応えて日本一に輝いた。
湘南鎌倉の平野 太郎はオープニングから6.5ptを出して試合をリードしていたが、痛恨のインターフェアを取られてスコアが半減し、かなり不利な状況で試合を進めた。
それでも諦めずに久野に食らいついて素晴らしいライディングを披露し、今大会は準優勝でフィニッシュ。
ファイナルデーの大会結果は下記の通り。
●グランドマスター
優勝:坂本 應尚(千葉南)
2位:豊田 泰史(千葉西)
3位:小林 建一郎 (東京)
4位:菊田 隆一(宮城仙台)
●シニアウィメン
優勝:大江 なぎさ (千葉西)
2位:清永 亜希子 (湘南茅ヶ崎)
3位:前田 きみか (三重)
4位:百合草 綾 (宮崎)
● カフナ
優勝:久野 孝(徳島)
2位:平野 太郎(湘南鎌倉)
3位:高橋 誠(宮城仙台)
4位:坂田 良輔(東京)
● 団体戦結果
1 湘南茅ヶ崎 125pt
2 宮崎 120pt
3 湘南藤沢 115pt
4 千葉西 100pt
● ベストライディング賞
久野 孝(徳島)
● 敢闘賞
興梠 サラ (宮崎)
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長きにわたり行われてきた全日本選手権大会は、生見サーフィンビーチで最高のフィナーレの迎えた。
笑いあり、涙ありの熱闘 全日本サーフィン選手権大会はトータル1,116人の代表選手達により行われて数々のドラマが繰り広げられた。
選手をはじめ、関係者、支部の方々、それをサポートするメンバー達など、たくさん感動をありがとうございました。
Write & Editor: So Sugaya
▼ NSA一般社団法人日本サーフィン連盟
http://www.nsa-surf.org/
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