俳優ジャン・マイケル・ビンセント氏他界

2019/03/10 更新

サーファーのバイブル的映画として名前があがることが多い「ビッグ・ウェンズデー」の主役の1人、マット・ジョンソン役を演じた、ジャン・マイケル・ビンセント氏が2月10日にノースカロライナ州の病院で死去していたことがわかった。74歳だった。

ジョン・ミリアス監督が自身の体験をもとにしたと言われる「ビッグ・ウェンズデー」はベトナム戦争下の1962年のアメリカを舞台に水曜日に立つ伝説の大波を待つ3人の主人公マット/ジャック/リロイの友情・恋愛・戦争への思いを描いた名作。

日本では1978年に公開され、本国では当初あまりヒットとは言えない状況だったが、日本では多くのサーファーに支持され、この映画を見てサーフィンをはじめたという話もよく聞く。

主人公のマット・ジョンソンはランス・カーソンをモデルにしているといわれ、実際にランスと会ったときは、マット(ジャン・マイケル・ビンセント)と重ねあわせて話をしてしまった覚えがある。そのくらい50〜60歳世代にはヒーロー的存在だった。

ジャン・マイケル・ビンセントはその後テレビドラマ「エアーウルフ」で再び脚光をあびるが、その後はアルコールやドラッグ依存症で入退院を繰り返し表舞台からは遠ざかっていたようだ。

今日はジャン・マイケル・ビンセントを偲んで「ビッグ・ウェンズデー」をもう一度観ようと思う。
On set of ‘Big Wednesday’. (Top photo: Dan Merkel/A-Frame)

ご冥福をお祈りいたします。

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