松下諒大:独占インタビュー

2016/05/30 更新

なみある?が昨年末からスポンサードをはじめた西湘:湯河原吉浜をホームとする松下諒大プロ。
2013年にJPSAプロ合格。
そこから3年。
今年はサーフボードのスポンサーも変わり、生活の環境も少し変化があるようだ。
ゴールデンエイジと呼ばれ注目されるサーファーの一人。
今、何を考えているのか。

松下諒大。
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「一昨年のJPSAは22位、去年は15位。このランキングについてはどう考えていますか?」

 ランキングに対しては納得はいっていません。平均的にあまり良い結果を出せなくて。でも、それが自分の実力だったと思います。原因もわかっていて、試合への駆け引きとかが甘いんですよね。
 
 波取りとか、ちょっと優しさが出ちゃうところ。争ってまでしたくないというか。駆け引きに対して、コンペティターとしてはやらなきゃいけないというのはわかっているんですけど。

 なので、今年はコンペに徹する。駆け引きもそうなんですけど、サーフィン自体も変えようと思っていて。実はマニューバー系が苦手なんです。あまり得意じゃなくて、だから、カービングもあまり上手くなくて。なので、いろんな人のカービングを見て、練習するようにしています。レールを入れてターン。基本ですけど、そういうのをすごく練習しています。
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 また、ボードスポンサーが変わって、室原(真二)さんの
“SERENDIPITY SURFBOARDS”へ移籍したことも、改めてサーフィンに取り組む大きなきっかけになりました。いろいろなモデルも試させてもらい、調子良い板、モデルも見つけられました。これからが楽しみです。

「この初戦に向けて、何かやろうと決めたことはありますか?」

 やはり自分がこのオフの間にどれだけやって来たか。その成果が問われるものなので、初戦は特に重要と考えています。ただ、自分は本番で緊張しがちなので、いつでも平常心でいられるようにして臨みたいと思っています。

 コンペが大好きなんです。自分のスタイルが出せるし、駆け引きは苦手なんですけど、勝った時の気持ちはたまらないですから。今年はメンタルをどう調整するか。今年の課題ですね。メンタルはそこまでは強くはない方なので、生活面から何でもポジティブに考えるようにしています。いつも自分に言い聞かせて「いけるっしょー」って。ポジティブシンキングです。
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「自分のサーフィンを一言で言えば、どんな感じ?」

 意外性ですかね、思いつきが多いので。そんなとこで、そんな技しちゃうの的なライディングが多いと人には言われます。型にハマるものより、その場その場で頭に浮かんだサーフィンを試してしまう感じですね。

 みんなはビデオとかすごく見て研究しているんだろうけど、自分はそこまでしてなくて、波や感性でやっている部分が多いです。考えるのが得意じゃないんです(笑)。

「海外遠征については?今年もJPSAがメインなのですか?」

 今年はJPSAの大会に出た後、7月ぐらいから一年間、オーストラリアへ行くことにしています。ハワイのシーズンの時はそこからハワイへ行って、またオーストラリアへ戻って、出られる試合に出ようと思っています。

 海外で自分がどれだけ通用するのかとかやってみたいんですよね。海外で揉まれて、そこから刺激を受けてみたいと。刺激を受けて、実際に燃えるタイプなんですよね。

 ただ、英語は喋れるわけでもないし、むしろ、チンプンカンプンで何もわからないですけど、そこは例のポジティブ思考で。もう、その場に行っちゃえ、行ったらどうにかなるでしょみたいな。どこにでもいられる性格というか、どこでもなじめるタイプですから。どうにかなるは、実はどうにかするということですから。そういう対応力も身につけたいです。あくまでも自分流ですけど。

「普段から心掛けていることは何かありますか?」

 ちょっと変かもしれませんが、すごく睡眠を取ります。10時間とかそれ以上とか。波が良い時とか、そういう時は朝早く起きますけど、それ以外は潮の時間帯を見て、寝られるだけ寝てみたいな感じですね。もう寝ていたら元気いっぱいという感じ。普段から睡眠を大切にしていますね。

 あと食事は何でも食べます。好き嫌いとかありません。スポーツ選手だったら、身体に合う食べ物をとるのが必要ですから、特に自分の身体にあった食べ物をとるように心掛けています。ただ、体質で太れないんですよね。そういうところで苦労している部分もあります。

 トレーニングとかはしていたんですけど、今はしていないです。身体を柔らかくするとか、より健康志向なものを取り入れたり、今できることをやっています。
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「オリンピックについてはどう考えていますか?」

 出られるなら、本当に出たいです。ただ、今の自分の実力では無理だとわかっているので、そのためにこの残りの4年間の間にどれだけ自分が成長できるかが勝負だと思っています。

 自分の年代の96年生まれってすごく多くて。みんな上手いじゃないですか。同い年なら負けたくないという気持ちがあるんですけど、ただ、今の自分の実力では追いつかない部分もあるのは事実で。だから、自分の良いところを活かして、練習して上手くなっていきたいです。だから、修行して、その結果の先にオリンピックがあれば良いと思っています。

 あとサーフィンはただ波に乗るだけという人が多いんですよね。今はサーカスみたいじゃないですか。飛んだり、跳ねたり、いろんなターンしたりとか。そういうスゴイことをしていることをオリンピックで一般の人にも知ってもらえたらと。日本にサーフィンの素晴らしさを伝えられたらとも思います。

「サーフィンの魅力って何ですか?」

 普通のスポーツと違って、幅広い年代の人と出会えるのもサーフィンの良さだと思います。日本全国、どこへ行ってもその土地にサーファーがいて、サーフィンと言う共通の言葉ですぐに打ち解ける。それに海という同じフィールドで、スキル関係無しに仲良くなれる。そんなスポーツないと思うんですよね。

 自分はサーフィンをやっていたからいろんな人に出会えたし、サーフィンって本当に凄いなって思います。楽しいし、違ったライフスタイルも見つけられると思うし、サーフィンにはいろんな魅力があるので、ぜひ挑戦してほしいです。

Photo,Interview:S.Yamamoto

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